たこつぼ心筋症の診断基準と予防法、治療法について

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熊本大地震で俄に話題になったたこつぼ心筋症
エコノミークラス症候群などと同じく
被災者が発症しやすい病気の一つです。

今回はたこつぼ心筋症の診断基準
そして予防法や万が一発症してしまった時のための
治療法について見てみましょう。


 

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■たこつぼ心筋症について

まずはたこつぼ心筋症について見てみましょう。

たこつぼ心筋症は、心臓の一部の筋肉が収縮せず
血液を送り出す機能が低下する症状です。

高齢女性での発症が多く、
ストレスにより引き起こされる病気です。

平均発症年齢は女性68.6±12.2歳と
高齢な方に特別多く見られます。

新潟中越地震前では発症例が1だったのに対し
地震後では25例の発症と
強烈な精神的ストレス・身体的ストレスなどによって
引き起こることがわかっています。

地震で避難している場合には
精神的・身体的両方のストレスがかかりますから
どうしてもたこつぼ心筋症の
発症が多くなってしまいます。

■たこつぼ心筋症の症状

■突然発症の胸痛
■呼吸困難
■心電図異常
■血圧低下

などの症状が起こります。

■たこつぼ心筋症の診断基準

■心電図:ST上昇、陰性T波
■心臓超音波検査で壁運動異常所見
■上記2つを手がかりに急性冠症候群(ACS)と鑑別

■心筋の異常を確かめるため心エコー検査
■AST、ALT、CPK、LDKの上昇がないかの検査測定
■狭心症や心筋梗塞と鑑別診断のため心臓カテーテル検査

急性冠症候群・狭心症などと症状が似ているため
様々な検査をしなければたこつぼ心筋症であると
断定するには難しく、診断基準がかなり厳しめです。
 

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■たこつぼ心筋症の予防

それではたこつぼ心筋症の予防はどうすればいいか。
最大の発症原因として強いストレスがあげられますので

ストレスのない生活を送り、血圧も
上がり過ぎないよう注意することが大切です。

■たこつぼ心筋症の治療

実はたこつぼ心筋症の治療法は確立されていません。
ストレスから来るものなので
ストレスを取り除くことが予防だけでなく
治療にもつながります。

一般的には自然に軽快、
治癒することが多いとされています。

■まとめ

■たこつぼ心筋症は大災害時に発症しやすい
■類似症状の狭心症や心筋梗塞と鑑別することが大事
■予防と治療にはストレスの除去が効果的

ストレスを完全になくすのは難しいですが
できるだけ少なくする、というのが大事なようです。

特に高齢女性の方に多く発症しますので
高齢女性が一人だけ車中泊、ということにならないよう
周りの方も意識して目を向けるのが大事かもしれません。
 

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