お坊さん便とは?評価とAmazonの考えについて

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法事に僧侶を手配するAmazonの新サービス
お坊さん便

実際にお坊さん便とは具体的に
どのようなことができるのでしょうか。

今回はAmazonのお坊さん便とはなんぞや
その評価について確認してみましょう。

■お坊さん便とは?

端的にいうとAmazonの新サービスで
2015年12月7日から取り扱いを開始した
法事法要手配チケットです。

実はAmazonが主導したわけではなく
葬儀の仲介を手掛ける「みんれび」という会社が
Amazonで販売し始めたんですね。

このみんれびという会社は
下記のような考えの会社です。

「世の中にある不透明なことを透明にしたい」
「社会のイマ」に向き合い
「新しい生活の価値」を提供していきます。

まさにこの理念にぴったりの新サービスといえますね。

■お坊さん便の料金

こちら四種類のパターンがあります。

■移動なし・戒名なし(35,000円)
■移動あり・戒名なし(45,000円)
■移動なし・戒名授与(55,000円)
■移動あり・戒名授与(65,000円)

つまりは自宅や墓地など
一箇所のみで戒名なしが
基本料金の3万5千円

自宅と墓地など二箇所で法要を行って
移動がある場合は1万円加算。
戒名を授与する場合は2万円加算です。

料金がとてもシンプルでわかりやすいのが
利用者にとってはありがたい。

■お坊さん便で出来ること

こちらはあくまでも
菩提寺がない人のみ利用可能です。
また、2週間前に予約が必要なので
お通夜や葬儀当日の読経は不可です。

そして日程・地域・宗派の組み合わせでは
利用できない場合もあります。

つまりまとめますと
菩提寺との付き合いが無く、急な法事ではなく
よほど特殊な宗派でない場合
利用可能、ということになります。

特殊な宗派であった場合は
さすがに菩提寺との付き合いがありそうですし
そこはあまり考えなくても良さそうですね。

ただ、やはりお通夜や葬儀など
予め予定がわかっているものではない場合は
時間制約的なもので利用不可なことは
覚えておいたほうが良さそうです。

■お坊さん便の評価

実際に四十九日の法要などで
利用した人などからは高い評価がほとんど。

やはり相場がわかりづらいものですし
最初に値段がわかっているのは有り難い

戒名も良いものと普通のもので
値段が違うというのも
正直良くわかりませんし。
高い戒名となると100万とかも普通にありますしね。

とはいえ、一番お金がかかるのは葬儀や通夜。
そちらでの利用はお坊さん便では不可。
四十九日やそちらでの利用となると
凄く安い、とは言えないと思います。
葬儀や通夜で10万以下だと格安ではありますが。

そして一貫して反対の姿勢を示し
Amazonのお坊さん便に対して
反対しているのが全日本仏教会

「Amazonのお坊さん便 僧侶手配サービス」について
(販売中止のお願い)というタイトルで
Amazonに文章を提出しています。以下はそちらからの抜粋。

私どもは、先ずもって、
このように僧侶の宗教行為を
定額の商品として販売することに
大いなる疑問を感じるものであります。

およそ世界の宗教事情に鑑みても、
宗教行為を商品として販売することを許し
ている国はないのではないでしょうか。

そもそも、私どもは「お布施」を
定額表示することに一貫して反対してきました。

それは、「お布施」は僧侶の宗教行為に対する
対価ではないからであり、
定額にすることによって「お布施」本来の宗教性を
損なうからであります。

同じように「戒名」「法名」も商品ではないのです。

このように全仏からは厳しい評価。

■Amazonの全仏への返答は?

上記の抗議文について
Amazonは以下のように回答しています。

「(利用者の)判断の参考になる情報は可能な限り提供したい」

うーん、別に違法なものでもないですし
実際Amazonがお坊さん便を
販売したからといって全員が全員
お坊さん便を利用するわけでもないですしね。

ちょっと全仏は過剰に
反応しすぎなんじゃないかなという感じ。

それだけ危機感をもっているという
評価なのかもしれませんが
逆に話題に上がってしまった感じがあります。

しかし何故みんれびではなく
Amazonに抗議文を送ったんだろう。
単純に影響力の違いなんでしょうか。

同じようなことをする業者が出ないように
販売元をなんとかしないといけない、と
思ったのかな。

■まとめと感想

■お坊さん便とは葬儀・通夜には利用できない
■利用者からは概ね好意的。全仏は否定的

全仏の言い分である
お布施を定額表示にすることに反対。
それはお布施本来の宗教性を損なうから。
という言い分も理解できないわけじゃないんですよ。

でもそういう高尚な理念って
お坊さん全員に浸透しているのかな、という疑問が。

定額化しないからよくわからないため
これぐらいかな、と思って包んだ額に
足りないという仕草を露骨にされたりもよく聞く話ですし。

そういうのをされないためには檀家同士で
情報収集したりで地域ごとに
相場が決まっていくのだと思いますけど

今の時代ですと引っ越しが多くなって
そういうのもしづらくなりますしね。

これを機に全仏もサービスの中止を求めるのではなく
お坊さん便が必要ないくらいに
宗教行為をわかりやすく一般の人達に伝える努力
していって欲しいですね。

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