天皇陛下が生前退位。元号と皇室典範の改正について議論が活発化か

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天皇陛下が生前退位の意向を示されました。
皇太子に天皇の位を譲るということになりますね。

今回は元号はどうなるのか、また
皇室典範の改正について見てみましょう。


 

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■天皇陛下の生前退位で何が変わるか

まず大きく変わるのは元号ですね。
今でも書類では西暦では書かずに
元号で書く必要がある場合はとても多いため
生活に最も影響するのは元号でしょう。

■元号のルール

元号は以下の段階で決定されます。

1.候補名の考案
2.候補名の整理
3.原案の選定
4.新元号の決定

1では内閣総理大臣が有識者を選び
有識者は候補名を数点あげ、
その意味の説明とをあわせて提出。

2と3では官房長官が元号の候補名を
検討と整理をします。
この時に、元号は以下の点を注意しなければなりません。

1.国民の理想としてふさわしいようなよい意味を持つものであること。
2.漢字2字であること。
3.書きやすいこと。
4.読みやすいこと。
5.これまでに元号又はおくり名として用いられたものでないこと。
6.俗用されているものでないこと。

そして4で総理府総務長官、内閣官房長官、
内閣法制局長官などの会議で数個の案を選定。
そしてその数個の案を全閣僚会議で協議し決定となります。

確かに元号はよく使うものでは有りますが
既存のものと被ったりするわけにもいかず
要求される条件は多いため
簡単には決まらなそうですね。
 

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■皇室典範はどうなるか

皇室典範は最終改正が昭和24年5月。
平成ですらありません。

そしてこちらには生前退位の条項がありません。
次の天皇の即位については
第四条で以下のように書かれているだけです。

天皇が崩じたときは、皇嗣が、直ちに即位する。

そのため皇室典範の改正は必要でしょう。
しかし改正が困難なのも事実です。

他の要因も有りますが、小泉純一郎が首相であった時に
現在の第一条 皇位は、皇統に属する男系の男子が、これを継承する。では

皇位の安定継承が困難だとして
女性、女系天皇容認でも継承順位を
堪能直径の長子にすべきという皇室典範改正の動きがありました。

しかし反対・慎重派が多く改正阻止の動きがあったため
皇室典範の改正は不可能でした。

今回は天皇陛下が数年のうちに生前退位なさるとのことですので
生前退位についての皇室典範の改正は急務。

しかしこの機会に上記の女性・女系天皇を
認めるべきだという派閥が動く可能性はとても高いでしょう。

皇室典範の改正に話が及ぶことなんて次はいつあるかわかりません。
ならばこの機会に他の皇室典範も
見なおして改正すべきだということで
話をねじこむでしょう。

そちらで議論が行われてしまうと
生前退位の条項が後回しになってしまう恐れがあります。
そこが個人的には心配です。

■おわりに

確かに天皇陛下は82歳と高齢です。
しかし高齢ですが公務について精力的で
宮内庁の公務削減案も難色を示されたほど。

そのような天皇陛下が生前退位の意向を示し
そしてみずからのお気持ちを表明されるとは相当な覚悟です。

それも生前退位の理由としては
天皇陛下も高齢から勤めが十分に果たすことができないため
十分に果たせるものに譲位すべきという考えで、
5年ほど前から示されていたそうです。

確かに高齢化社会の日本では
現在の皇室典範のままですと
天皇陛下は常に高齢者になってしまいます。
どこかで皇室典範の改正は必須だったんですよね。

 

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