羊と鋼の森のあらすじと感想、評価が凄い!宮下奈都はさすがの声

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

宮下奈都の『羊と鋼の森』が
4月12日に発表された2016年本屋大賞で
大賞作品に選ばれました。

今までは静かな人気だった『羊と鋼の森』ですが
大賞作品に選ばれたことで一気に脚光をあびましたね!

それでは今回は『羊と鋼の森』の
あらすじと感想や評価を見てみましょう。

 

【スポンサーリンク】

 

■鋼と羊の森のあらすじ

まずは基本的なあらすじがこちら。

ピアノの調律に魅せられた一人の青年。
彼が調律師として、人として成長する姿を
温かく静謐な筆致で綴った、祝福に満ちた長編小説。

とはいってもこれだと
ちょっとわかりづらいかも?なので補足をします。

北海道で育った主人公の外村(とむら)は
高校の体育館のピアノを調律しに来た
ピアノ調律師が調律したピアノの音色を聞くと
まるで森の景色を奏でるような錯覚にとらわれます。

それまではピアノにもクラシックにも
全く縁がなかったにも関わらず、です。

そうして楽器店でピアノ調律師を目指し
良い調律師になり良い音を出すことに没頭していき
成長していく姿を書いた物語です。

ちなみに羊と鋼の森には意味があり
以下のようになっています。

羊:ピアノの弦を叩くハンマーに付いている羊毛を圧縮したフェルト。
鋼:ピアノの弦
森:ピアノの材質の木材

つまりはタイトルがピアノを示しているんですね。
羊と鋼って言葉だけを見ると柔らかいものと

堅いもので真逆の印象ですけど
ピアノであるという事を意識して読むと
印象が違ったものになります。
 

【スポンサーリンク】

 

■羊と鋼の森の感想

多く見られる感想は描写の素晴らしさ。
ピアノに無縁の人でも自然に
ピアノの音を想像できてしまう描写。

それも人物ごとに出す音が違い
それを書き分けている表現力が絶賛されていました。

後は登場人物が優しい、という点も。
これは優しい世界で、素敵だという感想の人もいれば
みんなが優しい人すぎて
現実感がないという人に分かれていました。

私個人としては優しい世界は好きなので
気になりませんでしたけど
言われてみればそうだなぁという感じ。

他にも主人公の外村の努力を無駄だとは思わない、
理想を追いかけるために努力をし続ける
真摯な人間性に心を打たれたという方も
多く見受けられました。

■羊と鋼の森の評価

『羊と鋼の森』の感想は概ね
好意的なものがほとんど。
さすがに本屋大賞に選ばれただけのことはあるといった感じ。

宮下奈都の繊細な表現力と世界観が
十分に発揮された作品といえます。

しかし一方で音楽業界に携わった方からは
一部厳しい意見も出ています。

音楽用語の使用方法を間違えていたり
技術的につじつまの合わない表現が見られた等

本職の調律師の方からは
少し底が浅いという評価をうけているようです。

さすがにプロからみるとおかしいというのは
仕方ないのかなという気もします。

プロの仕事を小説に盛り込む場合は
その道の専門家の監修を受けたほうが
良かったのかもしれません。

とはいえ、物語として楽しむなら
何ら問題はなくストーリーも素晴らしいので
『羊と鋼の森』は優しく素敵な作品といえます。

プロの調律師である人が読む場合は
ある意味ちょっと覚悟が必要かも?
そうでない場合は万人にオススメできる作品といえます。
 

【スポンサーリンク】

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*

CAPTCHA