野村忠宏の国民栄誉賞への思い…何故もらえないのか

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柔道の天才である野村忠宏
柔道史上初、全競技を通してはアジア人初の
オリンピック三連覇を達成する偉業を成し遂げています。

そんな野村忠宏ですが何故か
国民栄誉賞をもらっていません。

今回はそんな野村忠宏と国民栄誉賞を
もらえない理由について見てみましょう。


 

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■野村忠宏について

名前:野村忠宏(のむら ただひろ)
生年月日:1974年12月10日
出身:奈良県

野村忠宏は父が元天理高校柔道部監督の野村基次
叔父はミュンヘンオリンピック金メダリストの
野村豊和であり、まさに柔道一家。

そんな野村忠宏は男子柔道60kg以下級選手として
1996年アトランタオリンピックで金メダル獲得。
2000年シドニーオリンピックでも金メダル獲得し2連覇。
2004年アテネオリンピックでも金メダルを獲得し3連覇。

野村忠宏の3連覇は柔道史上初であり
全ての競技を通してもアジア人として
3連覇を初めて達成をしています。

2007年には右膝前十字靭帯を断熱してしまい
2008年の北京オリンピックには代表になれず。
2012年のロンドンオリンピックへの出場も逃してしまい
2015年8月には現役を引退しています。
 

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■野村忠宏と国民栄誉賞

今までにオリンピックで3連覇以上を
成し遂げた人物はレスリング女子の伊調馨(4連覇)
吉田沙保里(3連覇)、そして野村忠宏(3連覇)のみ。

しかし吉田沙保里には2012年11月に
国民栄誉賞が授与され
伊調馨には2016年10月に
国民栄誉賞が授与されています。

他にもマラソンの高橋尚子は
シドニーオリンピックの金メダルで
2000年10月に国民栄誉賞を授与。

なでしこジャパンは2011年の
ワールドカップ優勝で2011年8月に
国民栄誉賞を授与しています。

こう見ると野村忠宏が国民栄誉賞を
授与されていないのは
かなり不自然なものとしか言えません。
 

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■野村忠宏が国民栄誉賞をもらえない理由

もともと国民栄誉賞はそこまで歴史が古いものではなく
偉業を達成した王貞治を称えるために
創設したものであり基準がなかなかに曖昧。

国民栄誉賞の目的と対象は
内閣府によると以下の通り。

目的:広く国民に敬愛され、
社会に明るい希望を与えることに
顕著な業績があったものについて、
その栄誉を讃えることを目的とする。

対象:内閣総理大臣が本表彰の目的に照らして
表彰することを適当と認めるものに対して行う。

こうすると野村忠宏の柔道史上初めての3連覇
他の競技を含めても、アジア人で
オリンピック3連覇は初めてというのは
十分に社会に明るい希望を与えたと言えます。

そうすると残る理由としては政治的な観点。
国民栄誉賞は政権の支持率が下がったときに
悪い言い方をすると他の話題で
目をそらさせるためにも使われます。

そして野村忠宏が2004年に3連覇時に
政権を取っていたのは小泉純一郎。
そもそも小泉内閣では国民栄誉賞は
一度も授与されていません。

そのため野村忠宏が国民栄誉賞を
授与できなかったのは時期が
悪かったというのもありそうです。

■おわりに

野村忠宏は2016年8月に
伊調馨が4連覇を成し遂げたときに
国民栄誉賞に値すると太鼓判を押していました。

その通りに伊調馨は見事国民栄誉賞を受賞しましたが
内心野村忠宏は複雑だったとも思います。

成し遂げた偉業を考えると野村忠宏は
当然もらえてもおかしくないのですけど
連覇したその年にもらえていないために

引退した今国民栄誉賞を貰うというのも
ちょっとタイミング的におかしいですからね。



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