口コミで大ヒットをした
映画「カメラを止めるな!」。
実は原作は和田亮一が
主宰していた劇団の作品。
和田亮一本人も一時は
「カメラを止めるな!」を観て
良い作品だとツイートを
していたようですが…。
今回は「カメラを止めるな!」の
盗作疑惑についてと原作の演出である
和田亮一と作品に関する
ツイートなどを見てみましょう。
■重要
この記事には記事の性質上
「カメラを止めるな!」の
ネタバレが一部入っています。
今後観る予定の有る方は
その点をご了承ください。
重要情報終わり
【スポンサーリンク】
■「カメラを止めるな!」の盗作疑惑
「カメラを止めるな!」の
盗作疑惑は2018年8月21日の
SmartFLASHによって報じられました。
「カメラを止めるな!」の原作は
「GHOST IN THE BOX!」という舞台。
その舞台は劇団「PEACE」の主宰者である
和田亮一が演出でA木が脚本。
原作は廃墟の中で
惨劇が立て続けに起きるという
ホラーコメディ。
前半で劇中劇、後半でその舞台裏を見せ
回収するという構成が
「カメラを止めるな!」と
原作の舞台と同一。
実際に「カメラを止めるな!」の
上田監督は2013年の
原作の舞台を見ており
2014年に「PEACE」が解散した後、
2015年に元劇団員のBと接触。
その人物に「GHOST」の映画化を企画し
A木に脚本執筆を依頼も頓挫。
2016年には「GHOST」の
映画版をやりたいとBに伝えたとのこと。
Bは脚本や演出でもなく
権限を持っていない人物。
そのことで映画化の許諾を取ったのか
公開当初のクレジットに
A木やBの名前はあったものの
原作の表記、劇団名や
「GHOST」の作品名は
出ていなかったとの事。
そのため劇団「PEACE」の
主宰者であった和田亮一は
このことを盗作疑惑だとして
SmartFLASHにて語っています。
参考:SmartFLASH
ちなみに上野監督は
2013年に「GHOST」を見たことを
インタビューにて語っています。
爆ヒット中の映画『カメラを止めるな!』上田慎一郎監督インタビュー「映画が観た人の現実を前向きに動かしている。これほど嬉しいことはありません」 https://t.co/wOncskMJ9v #getnews #ガジェット通信 pic.twitter.com/vfcEP2Apip
— ガジェット通信(公式) (@getnewsfeed) July 27, 2018
このときには以下のように
語っていますが…。
この舞台を原案にして映画化したいと思い、
最初はその舞台の脚本家や出演者の方と
一緒に企画を進めていたんですが
なかなか前に進まず一旦企画は頓挫。
このときも原作ではなく
原案と語っています。
【スポンサーリンク】
■和田亮一について
夏野菜とりますた。 pic.twitter.com/ydW9f2vfbe
— ワダリョウイチ (@Rookey_rw) August 12, 2018
名前:和田亮一(わだ りょういち)
生年月日:1986年5月30日
和田亮一は劇団PEACEの主宰者。
PEACEは2011年から2014年まで
活動をしていたパフォーマンス集団。
ベースになったのは
2006年に立ち上げた劇団の
「BeatOfBeat」。
ちなみにPEACEの旗揚げは
2011年ですが
実際に再始動したのは2010年。
PEACEの「GHOST IN THE BOX!」は
2011年8月18日-8月22日まで
上野ストアハウスにて公演。
再演はやはり上野ストアハウスで
2013年8月2日ー8月11日。
【スポンサーリンク】
■和田亮一はカメラを止めるなをツイートで
和田亮一は「カメラを止めるな!」について
実はツイッターでは
何回も見たことを明かしています。
すごいなー。
ビューイングのビューイングをさらにビューイングするってのはおもしろいんだな。
こないだのサッカーでもそうだったわ連日満席の劇場が爆笑と喝采のるつぼ!『カメラを止めるな!』が切り開いた映画の新たな可能性!|CINEMORE(シネモア) https://t.co/UADQmG7HE7
— ワダリョウイチ (@Rookey_rw) July 11, 2018
カメラを止めるな!
2回目みる
友人も連れてユーロスペースへ。
いいものはシェアしたい。#カメ止め #カメラを止めるな pic.twitter.com/WZNeGrOzXG— ワダリョウイチ (@Rookey_rw) July 14, 2018
ちなみに初めて見た前後の
和田亮一のツイートはこちら。
これから
「カメラを止めるな!」を見る。
僕が25歳から3年間命をかけてやってた劇団の、その公演の一つに上田監督が刺激され作られたという作品。
多分いろんな感情が生まれると思うんだけど。
大盛況です。
すごい。
うれしい。
楽しみ。#カメ止め #カメラを止めるな— ワダリョウイチ (@Rookey_rw) July 8, 2018
カメラを止めるな!
めちゃ面白かった。
作り手のみんな、映画が好きなんだなぁと思えた。
あの頃命かけて大好きな仲間と作ってた作品がこんな感じで命を与えられてて、本当にうれしかった。
最高でした。#カメ止め #カメラを止めるな pic.twitter.com/DDL08m7Tzu— ワダリョウイチ (@Rookey_rw) July 8, 2018
カメラを止めるな!
をみて作品作りたい熱が出てきた。
役者のみなさんすごくよかった。
楽しそう!#カメラを止めるな! #カメ止め pic.twitter.com/3MzVvc0M1s— ワダリョウイチ (@Rookey_rw) July 8, 2018
こう見ると作品としては絶賛。
当初はインスパイアを受けた作品として
好意的に受け止めていた様子。
■おわりに
また、和田亮一は
盗作疑惑の記事について
以下のように語っています。
映画「カメラを止めるな!」について
本日発売の週間FLASHで、この件について話しました。
それについて、長くなるのでこちらに書きました。https://t.co/swvNXiy2Xp#カメラを止めるな! #カメ止め— ワダリョウイチ (@Rookey_rw) August 20, 2018
怒りの告発とありますが、決して怒っているわけではありません。
こうなる前になんとかする方法もあったのでは無いかとも思っています。
だけど、僕が声を上げることで、同じようにもやもやしている人たちにも届けばいいと思っています。— ワダリョウイチ (@Rookey_rw) August 21, 2018
こう見ると和田亮一は当初は
実際に見てみると
純粋に嬉しかったものの、
クレジットには「PEACE」
「GHOST」のクレジットが
なかったとのこと。
和田亮一は心血を注いだ
「PEACE」がクレジットされておらず、
監督のオリジナルストーリーとして
絶賛をされてたことに納得がいかず。
現在は監督やプロデューサーと
交渉の結果エンドロールには
以下のようにクレジットされています。
原案:劇団PEACE
「GHOST IN THE BOX!」
(作:A 演出:和田亮一)
しかしこれは妥協の結果で、
和田亮一の希望は以下の通り。
原作:劇団PEACE「GHOST IN THE BOX!」
(作:A 演出:和田亮一)
つまりは原案ではなく
きちんと原作として
扱って欲しいということ。
原案と原作だと全く違いましねえ…。
2018年8月22日追記
上田慎一郎は騒動に関して
以下のようにツイートをしました。。
『カメラを止めるな!』は劇団PEACEの舞台「GHOST IN THE BOX!」から着想を得たものです。ただ僕としてはその後自らが脚本・監督・編集して作ったオリジナル作品だと思っています。和田さんや劇団の方の主張にもしっかり耳を傾け、お互い円満な解決が出来ればと思っています。よろしくお願いします!
— 上田慎一郎 (@shin0407) August 21, 2018
僕もカメ止めのみんなも元気です。そりゃあちょっとはこたえたけど。でもなんとか元気です。心配してくれた皆さん、ありがとう。和田さんや劇団の方ともいつか一緒に面白いもんつくれたらな。そんなミラクルな未来を夢見ています。明日もカメ止めは元気に上映しています。よし!飯を食おう!
— 上田慎一郎 (@shin0407) August 21, 2018
有る意味この騒動で
注目度はあがりましたが
どのような決着に
なるのか気になる所。
追記おわり