カズオイシグロがノーベル文学賞受賞。村上春樹とは互いにファン

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長崎県出身の日系イギリス人であるカズオイシグロ
2017年のノーベル文学賞を受賞したことで話題になりました。
この季節になると村上春樹が
今年こそノーベル文学賞受賞なるかと話題になりますが

そんな村上春樹とカズオイシグロは
実は互いにファンであることを公言しています。

今回はカズオイシグロについてと
村上春樹との関係についてみてみましょう。


 

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■カズオイシグロについて

名前:カズオイシグロ
生年月日:1954年11月8日
出身:長崎県

カズオイシグロは長崎県長崎市で生まれ、
1960年、5歳の時に海洋学者である父親の仕事のため
一家でイギリスに移住。

日本は二重国籍を認めていないため
実用的な面から1983年に英国籍を取得し
一貫して英語で執筆活動を続けています。

両親とは大学まで生活をともにしていて
スコットランドで暫くの間生活をしていますが
両親と同居中にも長い間一人旅等をしています。

そしてカズオイシグロは自分の小説で日本について書こうと
23、24歳の頃に思いますが、
あえてカズオイシグロは日本へは訪れませんでした。

その理由としてはカズオイシグロの脳裏にある日本を書きたかったので
本当の日本に触れてそのイメージを壊さないため。
そうして小説を書き終えた時に初めて日本に向かったという。

カズオイシグロは1982年に長編第一作
「遠い山なみの光」(原題:A Pale View of Hills)で
王立文学協会賞を受賞し9ヶ国語に翻訳。

1986年には日本人を描いた第二作
「浮世の画家」(原題:An Artist of the Floating World)で
ウィットブレッド賞を受賞。

1989年に第三作「日の名残り」(原題:The Remains of the Day)で
英文学界最高の栄誉ともされる
ブッカー賞を受賞し1993年には映画化されています。

そして2005年には「わたしを離さないで」で
ブッカー賞の最終候補にも選ばれ
2016年には日本でドラマ化されています。

2015年には10年ぶりの小説「忘れられた巨人」を
イギリスとアメリカで同時出版して話題に。
そして2017年にはノーベル文学賞を受賞。
受賞理由は以下の通り。

「彼の小説は、偉大な感情の力をもって、
我々の世界とのつながりの感覚が、
不確かなものでしかないという
底知れなさを明らかにした」

 

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■カズオイシグロと村上春樹

ノーベル文学賞を期待されている村上春樹ですが
実は村上春樹もカズオイシグロについて
前々から注目をしていました。

2015年1月15日から2015年5月13日までの
期間限定サイト「村上さんのところ」で村上春樹は
カズオイシグロについて以下のように語っています。

本が出たら必ずすぐ読むのは
カズオイシグロとコーマック・マッカーシーです。

そしてカズオイシグロも村上春樹について
2006年にインタビューにて
現代作家の中で村上春樹が
最も興味ある作家の一人だとしています。

カズオイシグロは村上春樹について
国を超えたスタイルで書くだけでなく
リアリズムの外側で書いていて
それで人が理解できるようにかけるという稀な作家と評価。

ちなみにカズオイシグロと村上春樹は
2001年に日本でも会い、ロンドンでも2,3回ほど
実際にあってジャズの話を交わした事を語っています。

基本的に作家同士があっても文学のような
大それたテーマは話さずに
サッカーやスポーツについて良く話すそう。

■おわりに

カズオイシグロが2017年にノーベル文学賞を受賞したので
それまで書店は受賞を祝うブックフェアに
予め村上春樹の本を用意していたものの

カズオイシグロの「わたしを離さないで」や
「日の名残り」などに入れ替えられたという。

村上春樹も認める人物であるカズオイシグロの
ノーベル文学賞受賞ですが
村上春樹的には少々複雑なところも…?

カズオイシグロ自身も
最初はノーベル文学賞受賞の知らせについて
いたずらかと思ったよう。
 

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