2023年に将棋界で史上初の八冠を獲得した藤井聡太さん。これまでにも数多くのタイトルを獲得し、様々な記録を塗り替えてきました。
将棋界の賞金はどのくらいなのか気になる方も多いのではないでしょうか。今回はそんな藤井聡太さんの年収について調査しました。収入源や税金額についても紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
藤井聡太の年収はどのくらい?
結論からお伝えしますと、藤井聡太さんの年収は2024年で推定約2億円以上だと言われています。
プロ棋士の平均年収が600〜800万と言われているので、藤井聡太さんの年収はその約3倍となります。年収1000万円を超えているプロ棋士は全体の1割程度だそうなので、藤井聡太さんのすごさがよくわかりますね。
ちなみに2011年に廃止されるまで、プロ棋士はランクによって基本給が変わる給料制だったそうです。そこに対局料や賞金などがプラスされていました。ただ、現在も階級別にもらえる固定給はあります。
藤井聡太の収入源は?
藤井聡太さんの年収の内訳のほとんどが対局料と賞金です。2024年の獲得賞金・対局料ベスト10で、藤井聡太さんは1億7556万で3年連続の1位。2位の棋士が4364万円だったので、藤井聡太さんが圧倒的な差をつけての1位だということがわかります。
また、藤井聡太さんの前年2023年は、過去最高額の1億8634万円だったため微減しているものの、歴代2位の獲得額でした。
それでは主な収入源についてご紹介します。
①参稼報償金
いわゆる基本給となるもので、毎月支払われます。いくつかの階級に分かれており、上の階級に行くほど金額も上がり、藤井聡太さんは1番上の階級となります。昇給のチャンスも毎年あるようです。
②対局料
対局の際に支払われるもので賞金とは異なり、勝敗に関係なく得ることができます。タイトル保持者か挑戦者かによって金額も変わり、勝ち進むごとに金額も高く多くもらえるようです。
そのため強いプロ棋士であればあるほど、多く獲得できるものになっています。
③賞金
対局やタイトル戦で優勝した際に獲得できるものです。
将棋界には「竜王」「名人」「叡王」「王位」「王座」「棋王」「王将」「棋聖」という8つのタイトルがあり、優勝すると高額の賞金が得られます。
中でも最高の賞金額を誇る「竜王」は約4000万円以上、最も歴史がある「名人」でも約2000万円以上だと言われています。
④広告出演・スポンサー料
藤井聡太さんは大手企業のスポンサーと複数契約しているだけでなく、多くのCMなどにも出演しているため、その収入もあります。
⑤指導料・講演料など
藤井聡太さんはどちらも行っていないようですが、将棋教室や講演会などで収入を得ているプロ棋士も多くいます。
実際に藤井聡太さんが5歳の頃に入会した将棋教室や、藤井聡太さんの師匠と呼ばれる方も多くの講演会や取材、テレビ出演などしていますよね。また、藤井聡太さんに関する書籍なども出ているので、一般的なプロ棋士にはそういった収入源もあるようです。
藤井聡太の税金額は?
これだけの収入がある藤井聡太さんの税金額は、数千万円に上ると言われています。
そんな高額納税者の藤井聡太さんですが、地位や名誉、物欲などがないそうで、本人も「買い物はほとんどしない」「グリーン車に乗ったことがない」と語っています。過去には、自販機で飲み物を買ったことが「贅沢」だと話していたことも。
購入するものといえば、将棋の研究のためにパソコンのパーツの購入や、対局で着用する着物くらいなのだとか。金銭感覚は一般庶民と同じのようですね。
まとめ
ここまで、藤井聡太さんの年収や収入源、税金額についてご紹介しました。
藤井聡太さんは2億円越えと言われる収入がありながらも、贅沢は全くしていないようで、本当に将棋に没頭していることがよくわかります。2025年で23歳を迎え、まだまだ若い藤井聡太さんは今後も様々な記録を塗り替えていくのではないでしょうか。
藤井聡太さんの更なる活躍が楽しみです!