芥川賞作家である庄司薫。
嫁はピアニストの中村紘子で代表作は『赤頭巾ちゃん気をつけて』。
しかし庄司薫は小説家ではあるもののあまり作品を発表していません。
そんな気になる現在の近況ですが
実は株投資で成功して悠々自適の生活であるという話があります。
今回は庄司薫の現在の近況についてみてみましょう。
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■庄司薫について
本名:福田章二(ふくだ しょうじ)
生年月日:1937年4月19日
出身:東京
職業:小説家
1958年に中央公論新人賞を受賞するものの
選考委員で意見が二分される事態に。
そしてその後1960年の執筆作業を終え謎の空白期間が。
1966年にとある機関誌に10枚ほどの小説を発表したり
1969年に初めて庄司薫名義で『赤頭巾ちゃん気をつけて』をするまで
一体何をしていたかが謎です。
一説ではエジブト学を学んでいたり大蔵省に勤務していたりと
謎の多い空白期間。
そして1973年に中村紘子と結婚します。
そして1977年に『ぼくの大好きな青髭』を発表すると
小説は発表せずに現在まで近況がほぼ不明でした。
■庄司薫の現在の近況
中村紘子は世界的なピアニストで
華々しい経歴の持ち主です。
そうするともう小説を発表していない
夫の庄司薫は言い方は悪いですが現在の近況は
ヒモなのでは、という疑惑がかなり多かった。
しかし実は庄司薫の『赤頭巾ちゃん気をつけて』は
2006年にDVD化してもいますし
2012年に新潮文庫から新たに発刊されてもいます。
つまりは印税生活を送っているとも考えられますね。
しかし庄司薫は実は株の投資家として一流。
1985年から2006年までの20年間になんと
約14億も借り入れて不動産や株に投機。
2006年には借金を完済しています。
バブル崩壊で資産価値が減っている状況でも
うまく売り抜いて損をしていなかったというレベル。
実は前述の空白期間に株をやっていた、という話もあったのですが
それはこの話に基づいて、昔から
やっていたのではと思われているようです。
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■おわりに
実はソニーのウォークマンの発売を後押ししたのも庄司薫。
庄司薫と当時のソニー社長は大の仲良しで
しょっちゅうゴルフにいっていたそう。
ソニーの社長がウォークマンの試作品を見せて
社員に反対されている、とこぼしたところ
庄司薫がウォークマンを凄く良いといった事に後押しされ
社員の反対を押し切って
ウォークマンを発売し大ヒットしたという経緯が。
そのような、見る目のある庄司薫ですから
現在は株をやっているという話に
信憑性がとてもあります。
当時のソニー社長も庄司薫が株をやっていたのを知っていて
庄司薫の感想を信じたというのが
もしかしたらあるのかもしれませんね。