2025年2月、カナダで行われたスノーボードのW杯スロープスタイルで初優勝した、女子スノーボーダーの深田茉莉選手。本格的にスノーボードを始めて2年半で初出場したW杯でも初優勝を飾り、X‐GAMESでも高成績を収めている注目の若手選手です。
今回はそんな深田茉莉選手がスノーボードを始めたきっかけや、大きな影響を受けたというコーチとの出会いについて調査しました。
深田茉莉がスノーボードを始めたきっかけは?
女子スノーボード選手の深田茉莉選手は愛知県出身で、4人兄妹の3番目として育ちました。お兄さんとお姉さんがスノーボードをやっていたため、深田茉莉選手も自然とやるようになったといいます。奥美濃スキー場や高鷲スノーパーク、ひるがの高原スキー場などで滑っていたそう。
お兄さんがスロープスタイルをやっていた影響で、小学6年生の頃から本格的に始めたそうです。お兄さんはJSBAのプロ資格も保有しており、一緒にトレーニング施設でコーチから指導を受けていたといいます。そして徐々に大会に出場するようになったそうです。
兄のサポート
お兄さんとは仲が良いそうで、深田茉莉選手が日本にいるタイミングで予定が合えば、一緒に滑ることもあるのだとか。
そしてお兄さんが東京の大学に進学すると同時に、深田茉莉選手も埼玉のトレーニング施設に通うため上京。2023年時点では、埼玉でお兄さんと一緒に暮らしているとのことでした。お兄さんも週末は深田茉莉選手のトレーニング施設でアルバイトをしているため、送迎などのサポートをしてくれているといいます。
深田茉莉とコーチの出会い
深田茉莉選手は通っていた愛知県のトレーニング施設で、コーチの佐藤康弘さんと出会ったそうです。
たまたま訪れていた佐藤コーチが、有名選手のコーチだということを知り、お願いして1時間程ジャンプを見てもらい、アドバイスをもらったそう。そのたった1時間でジャンプが見違える程大きく変わったのだとか。
「上を目指すならこの人についていくしかない」と思い、コーチを依頼。佐藤コーチは普段、埼玉県のトレーニング施設にいるため、中学生の時は長めの休みに埼玉へ行き、また愛知に戻って学校に行くという生活を送っていたそう。
コーチの一言で意識が大きく変化
深田茉莉選手が14歳の冬、スキー場でコーチとの練習中、その日はコンディションが悪く、早めに練習を切り上げていくライダーが多かったそう。
深田茉莉選手も同じように降りようと思っていたところ、佐藤コーチから「こういう時に頑張れないと、上にはいけない。これで差がつく」と言われたそう。その言葉にハッとし、深田茉莉選手はその時から大きく意識が変わったといいます。
深田茉莉選手の目標は高く、練習量で他の人たちに絶対負けたくないという思いが強いため、6時間みっちりコーチの指導を受けた後も、2時間は自主練するそう。
深田茉莉のプロフィール
最後に深田茉莉選手のプロフィールについてご紹介します。
名前 | 深田茉莉(ふかだ まり) |
生年月日 | 2007年1月1日(2025年3月現在:18歳) |
出身 | 愛知県みよし市 |
血液型 | A型 |
身長 | 157cm |
深田茉莉選手は負けず嫌いな性格のため、他の人より何倍もの練習量をこなしています。本人のやる気や練習量はもちろんですが、トップアスリートになるためには家族のサポートが1番重要になってくると佐藤コーチは話していました。
まとめ
ここまで、女子スノーボーダーの深田茉莉選手についてご紹介しました。
スノーボードを本格的に始めてから短期間で、様々な大会で成績を残している深田茉莉選手。名コーチとの出会いもあり、深田茉莉選手の負けず嫌いな性格、そこから来るやる気や練習量の多さがメキメキと上達させていったのでしょう。
そして何よりも、家族の献身的なサポートがあったからこそ。深田茉莉選手の今後の更なる活躍に大注目ですね!