オリンピック金メダリストの女子スキープレーヤー、谷愛凌選手。ワールドカップでも3連覇し、ワールドカップでの金メダル数が18個と史上最多を記録。
モデルとしても活躍し、2024年の女子アスリート長者番付では2位となり、スポンサー契約収入が世界の女子アスリートの中でトップでした。
今回はそんな谷愛凌選手の国籍や学歴、家族などについて調査しました。批判された過去についてもご紹介します。
谷愛凌の国籍や学歴について
谷愛凌選手は国籍について公言していませんが、「中国国籍」の可能性が高いです。
谷愛凌選手は、アメリカ人の父と中国人の母の間に生まれたハーフで、サンフランシスコで生まれました。
2019年の15歳の時に、国際スキー連盟へ国籍変更を申請。谷愛凌選手は中国国籍に帰化したこととなり、アメリカ国籍は放棄したということになっています。
2022年の北京オリンピックでは中国代表として出場し、金メダルを獲得していますが、谷愛凌選手の国籍については批判の声も多いのが実情です。これについては、後の見出しでご説明します。
谷愛凌の大学は?
谷愛凌選手は、大学進学適正試験SATで1600満点中1580点を取り、2022年に母・燕さんと同じスタンフォード大学へ進学。小さな頃から「天才少女」と呼ばれ、学校の成績はオールAでスキー以外のスポーツでも優れた能力を発揮していたそう。
谷愛凌選手は生まれも育ちもアメリカですが、夏休みは毎年母に連れられて北京に帰省し、中国語と中国文化を学んでいたため、中国語もペラペラ。このことは中国人からすると好印象で、高く評価されているといいます。
谷愛凌の両親は?
前述したように、谷愛凌選手の父はアメリカ人で、ハーバード大学卒だという噂があります。
母は「谷燕(ヤン・グー)」さんという名の中国人です。母の燕さんは、サンフランシスコのフュージョン・インベストメントに勤務する「中国投資の専門家」とプロフィールに書かれているようです。
母・燕さんは北京出身で、北京大学で化学工学を学び、アメリカ留学でロックフェラー大学に進学。その後、スタンフォード大学でMBAも取得したといいます。スキー指導の経験がある母・燕さんの影響で、谷愛凌選手は3歳の頃にスキーを始めたそうです。
谷愛凌が批判・炎上した理由は?
何度もお伝えしているように、谷愛凌選手はアメリカと中国のハーフで、ずっとアメリカで生まれ育ちました。そのため、アメリカ代表として国際大会に出場することは当然だと思われており、実際に2019年の1月まではアメリカ代表でした。
しかしその直後、中国国籍に帰化。母の故郷である北京で開かれるオリンピックを見据えての決断だったと思われますが、政治的な米中対立を背景に「裏切者」などと批判が集中しました。
中国は二重国籍を禁止していますが、外国人記者からの国籍の質問に対して谷愛凌選手は明言を避け続けています。
谷愛凌の発言
谷愛凌選手は「スキーを通じて中国の何百万人もの若者を応援し手助けをしたい」と話した。また「どんな状態でも常に中国を代表し、中国文化を世界に広げ、発信していきたい」と語ったことも。
しかし、谷愛凌選手は中国とアメリカどちらのルーツも持つため、どちらのことも誇りに思っていると話し、対立することをよく思っていません。
「国籍は関係ない」と言い、自身は「アメリカにいるときはアメリカ人、中国にいるときは中国人」だと発言しています。
まとめ
ここまで、女子スキープレーヤーの谷愛凌選手の国籍や両親についてご紹介しました。
実力はもちろん、人気や注目度も高く素晴らしい選手であることから、アメリカと中国の間で取り合いのような状態になってしまっている谷愛凌選手。谷愛凌選手がどちらにもルーツを持ち、どちらの国のことも大切に思っていることが伝わってきました。
今後の更なる活躍を楽しみに、応援していきたいですね!