2024-2025年シーズンの男子スノーボードW杯・ビッグエアで総合優勝した、長谷川帝勝選手。数々の大会で優勝などの記録を持つ、大注目の若手選手です。
今回はそんな長谷川帝勝選手のプロフィールや経歴について調査しました。まだ長谷川帝勝選手のことをよく知らない方のためにも、長谷川帝勝選手の何がすごいのか、またビッグエアの様子についてもご紹介します。
長谷川帝勝のプロフィール
長谷川帝勝選手のプロフィールがこちらです。
名前 | 長谷川帝勝(はせがわ たいが) |
生年月日 | 2005年10月23日(2025年3月現在:19歳) |
出身地 | 愛知県岩倉市 |
スポーツ好きの父親の影響で、4歳の時にスノーボードを始め、幼少期からジャンプ台に挑戦していたといいます。
「帝勝(たいが)」という名前はタイガー・ウッズが由来で、「強い名前をつけたい」という父親の想いが込められているのだとか。海外では「タイガー」のニックネームで呼ばれているようです。
長谷川帝勝の経歴
長谷川帝勝選手は、小学3年生の時に初めて大会に出場。その後、2021年の世界ジュニア選手権・ビッグエアで優勝。翌年の同大会でも優勝は逃したものの、好成績を収めました。
2023年の世界選手権では初出場ながら、ビッグエアで日本人初の金メダルを獲得。スロープスタイルでも好成績を収め、2024‐2025年シーズンのW杯ではビッグエアで総合優勝しました。
そして2026年のミラノ冬季五輪に向け、スノーボード男子ハーフパイプの金メダリスト・平野歩夢選手らと共に、世界選手権代表に選ばれました。
長谷川帝勝の何がすごい?
長谷川帝勝選手は出場してきた世界大会などで、数々の優勝やトップ3という好成績を収めてきました。
日本ではこれまでハーフパイプでのメダル獲得がほとんどだったのですが、長谷川帝勝選手は2023年の世界選手権で2位と大差をつけて圧勝。長谷川帝勝選手は日本初のビッグエア世界王者となったのです。さらに長谷川帝勝選手は、同年9月に世界初・最高難度の大技「1980(5回転半)」を4方向全てで成功。
この偉業はスノーボード史上初の快挙で、スノーボード界での長谷川帝勝選手の地位を確固たるものにしたと称賛されています。
”勝利”よりも”自身の滑り”
長谷川帝勝選手は、普段から「カッコよさ」を意識して滑っているといいます。当然勝つことにも重きを置いているのですが、それだけでは「もったいない」と感じているようです。
スノーボーダー人生で大会に出られる時間は短いため、次のステージも意識して、カッコよさや他とは違うクリエイティブな滑りをしているそう。「自身のスタイルを魅せつけながら、点も出す」という姿勢で大会に出場しているといいます。
ジャッジスポーツのため「運」も大きいですが、そんな時でも後悔しないようなカッコいい滑りがしたいと話していました。
長谷川帝勝のビッグエア
最後に長谷川帝勝選手のビッグエアの様子をいくつかご紹介します。
- 2023年の世界選手権:日本人初の金メダルを獲得
- 2024年X‐GAMES:優勝。コンペ史上初の1980
- 2024‐2025年シーズンのW杯:総合優勝
他にもたくさんの長谷川帝勝選手の滑りがSNS上にアップされていますので、気になる方はぜひ見てみてくださいね!
まとめ
ここまで、男子スノーボーダー・長谷川帝勝選手についてご紹介しました。日本ではビッグエアでのメダル獲得が少なかった中、長谷川帝勝選手の偉業が世界中にその名を知らしめました。
長谷川帝勝選手は「カッコいいのがスノーボード!」という意識を常に大事にしており、パフォーマンスを魅せながら、勝ち続けていくことが目標だといいます。「スノーボードの全部をやりたい」と話す長谷川帝勝選手の更なる活躍が楽しみです!