サッカー男子日本代表の森保一監督が、2026年FIFAワールドカップでの優勝を目指すと語った。森保監督自身、日本が世界最高のチームであることを証明したいという野心を抱いている。
日本代表はカタール・ワールドカップのグループステージでドイツやスペインといった強豪国を破り、周囲を驚かせた。しかし、日本はラウンド16のクロアチア戦で敗れた。今、森保監督と彼のチームにはワールドカップで優勝するという野望がある。
「ワールドカップのトロフィーを手にするためには、8試合を勝ち抜かなければならない」と森保監督は語った。
今度の2026年FIFAワールドカップは、これまでのワールドカップとは少し違う。2026年FIFAワールドカップは、通常の32チームではなく、初めて48チームが参加する。そのため、サッカー界で最も権威のあるこのイベントは、3カ国の共催となる: カナダ、メキシコ、アメリカである。選ばれたのは3カ国にまたがる16都市。
16都市のうち、11都市がアメリカ、3都市がメキシコ、2都市がカナダである。
メキシコでの開幕戦
2026年FIFAワールドカップの開幕戦は、メキシコシティにあるエスタディオ・アステカで開催される。これにより、エスタディオ・アステカは3つのワールドカップで開幕戦が開催された初めてのスタジアムとなる。アステカでは、1970年と1986年にもワールドカップの開幕戦が開催されている。
6月11日に予定されている開幕戦の他に、エスタディオ・アステカでは4試合が開催される。この4試合のうち、2試合がグループステージ、1試合がラウンド32、1試合がラウンド16である。
メキシコ代表はグループリーグの3試合すべてを母国で戦うため、ホームアドバンテージがある。
エスタディオ・アステカでの開幕戦に続き、エル・トリコロールは6月18日にエスタディオ・グアダラハラで第2戦を戦う。メキシコ代表はグループステージ最終戦でエスタディオ・アステカに戻る。
アメリカでの最終戦
2026年ワールドカップの開幕戦がメキシコで開催されるのに対し、決勝戦はアメリカのニュージャージー州にあるメットライフ・スタジアムで開催される。FIFAがニュージャージー州をワールドカップ最終戦の開催地に選ぶ前、ニュージャージー州はダラスとロサンゼルスに対抗するため、隣接するニューヨーク州と協力しなければならなかった。
最終的にFIFAがニュージャージー州を選んだ理由は、西側世界の文化の中心地とされるニューヨークに近いからだ。しかし、テキサスのAT&TスタジアムやロサンゼルスのSoFiスタジアムと比べると、メットライフ・スタジアムは少々物足りない。
メットライフの大きな問題のひとつは、空調設備がなく、異常気象に弱いことだ。しかし、メットライフにはFIFA規格の芝を維持する最高の能力がある。
カナダで13試合
アメリカは78試合、カナダとメキシコはそれぞれ13試合を開催する。カナダの初戦は6月12日、トロントのBMOフィールド。グループステージの残り2試合は、バンクーバーのBCプレイスで行われる。
カナダ代表の暫定監督であるマウロ・ビエッロは、「沿岸から沿岸まで、ファンが自分たちのチームとこのような大会を見ることができるようにすることが重要だ」と語った。結局のところ、サッカーには多くのファンがおり、クリスティアーノ・ロナウドのようなスター選手は常にファンの興味を引くのだ。
カナダではグループステージ10試合が開催され、トロントで5試合、バンクーバーで5試合が行われる。両都市でラウンドオブ32の試合も開催される。ラウンド16の試合は、トロントよりも大きな会場を持つバンクーバーで開催される。BMOフィールドは45,000人、BCプレイスは54,000人を収容できる。