笠りつ子が涙の謝罪。タオル事件の発言内容の処分決定後に

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笠りつ子が涙の謝罪。笠りつ子はタオルが無いことに激怒して不適切発言をしたタオル事件で処分決定前に謝罪もしていましたが再び謝罪。今回はそんな笠りつ子のタオル事件での発言内容や涙の謝罪と処分決定までの流れなどについてみてみましょう。

笠りつ子のタオル事件

出典:笠りつ子インスタグラム

まずはそもそもの発端となった笠りつ子のタオル事件について見てみましょう。最初は笠りつ子の名前自体は出ていませんでしたが、2019年10月27日のデイリースポーツのコラムにてタオル事件が発覚しました。

日本プロゴルフ協会(PGA)の初の女性理事である岡本綾子がコラムの書き手。岡本綾子は名前を伏せた状態で以下のようにタオル事件についてコメント。

  • タオルが今までなくなる事が多かった。
  • そのため大会の会場となるゴルフ場の風呂場からタオル撤去。
  • 事前に通告をしていたものの選手には伝わっていなかった。
  • 10月24日に「優勝したこともあるベテランプロ」がタオルを要求。
  • 副支配人が対応をするもタオルを出さず。
  • 「頭が固い」「●ね」と暴言を吐く。
  • その発言内容を聞いて主催者が激怒。
  • 岡本綾子は大会のテレビ解説で会場入り。
  • 騒ぎを耳にして事前に事実を確認した上でコラムで怒りの告発。
  • コラム翌日、28日にはタオル事件の発言主が笠りつ子であると報道。
  • 10月31日に笠りつ子が自筆の謝罪文を掲載、当分自粛発表。
  • 11月14日にLPGA小林会長が処分決定。
  • 11月19日に笠りつ子が涙の謝罪。タオル事件以降公の場に現れるのは初。

笠りつ子のタオル事件での発言内容

岡本綾子のコラムによると笠りつ子のタオル事件での内容は以下の通り。

  • 「何で置いてないのか」
  • 「(風呂場に)髪の毛が落ちている」
  • 「きれいにしたらどうだ」
  • 「タオルを出せ」
  • 「頭が固い」
  • 「●ね」

この笠りつ子のタオル事件での発言内容を岡本綾子は「こういう行動をとるのはとても残念」「不愉快です」「選手の教育がおろそかになってはいけない」などと厳しい対応。

タオル事件に至った経緯

タオル事件が表になる前から会場の支配人はタオルがなくなることを問題視。そのため支配人は運営本部の他の会場での対応を聞いて、「大会期間中は朝のストレッチの時間だけ設置しない」「ゴルファーが風呂に入る前に置く」という方針に決定。

そもそも何故バスタオルがなくなるのかと言うと、基本的に浴場の脱衣場でストレッチをするのは普通。しかし床は冷えており、素肌が床につくのも気持ち悪いためタオルを使用。使用後は普通は元の場所に戻すものの、一部ゴルファーはゴルフ道具を拭くことにも使用するのでかばんに紛れ込む可能性も…。

笠りつ子の処分決定

笠りつ子の処分決定は発言内容が話題となったタオル事件から2週間の11月14日。小林会長はタオル事件での発言について具体的には触れず以下のような処分決定を発表しました。

  • 12日に「厳重注意」「新人セミナーの受講義務」を下した。
  • 笠りつ子は現在自粛中なのでそれを加味して処分決定。
  • タオル事件の背景には言及せず。
  • 笠りつ子は19日が事前である「大王製紙エリエールレディス」にエントリーをしているが「笠りつ子の意思次第」と笠りつ子本人に任せる。

この笠りつ子の処分決定には全体的に歯切れが悪いとの批判の声もありました。

笠りつ子の謝罪文

笠りつ子は2019年10月31日に謝罪文を公式サイトにて掲載。

出典:笠りつ子オフィシャルサイト

笠りつ子のこの謝罪文は自筆ですがどうにもカチッとしており、一度印刷したものの上に紙を透かしてなぞったのでは?とも推測されていました。

笠りつ子、涙の謝罪

笠りつ子は事前にエントリーをしていた、愛媛県の大王製紙エリエールレディスオープン(事前)の会場に11月19日に現れました。笠りつ子が公の場に現れるのはタオル事件以降初めて。この時に笠りつ子は涙ながらに謝罪。笠りつ子はタオル事件の背景と共に涙ながらに再び謝罪をしました。その時の笠りつ子の涙の謝罪内容は主に以下の通り。

  • 不適切な発言で迷惑をかけた。
  • タオル事件での発言内容は「間違いない」
  • 「タオルがあるのは当たり前と根本的な部分が間違っていた」
  • 「ゴルフをやめようと思っていた」
  • 「私のために働いてくれている人をみると簡単に『ゴルフを辞める』とか逃げてしまうようなことは駄目だなと思いました」
  • 親交の深い先輩からは連絡があった。
  • 今シーズンはオフも含めて自粛。

実際に笠りつ子は大王製紙エリエールレディスオープンについてエントリーはしていましたが現在は「一身上の都合のため」と欠場者名簿に入っています。

笠りつ子の涙の謝罪についてのネットの反応

笠りつ子のタオル事件についての涙の謝罪については以下のようなものとなります。

  • 協会の甘い処罰がかえって笠選手を追い込んでしまったと思います。
  • 笠選手の今期試合への出場停止処分と他の選手へのタオル持ち出しに関する聞き取り調査&結果の公表を行っていれば今の消化不良の状況になる事はなかった。
  • どうしてそんなひどいことが言えるのでしょう?甘かった?天狗だった?育ちの悪さでしょうか?いづれにせよ謝るくらいなら言うなといことです。ゴルフの世界は実力次第とは言え、人間としてよく考えて行動すべきと言う事ですね。
  • 泣いて謝罪するなら、初めから言わなきゃいいのにね。
  • で、何か。リッちゃんは、プロゴルファーでしょ。ちゃんと謝罪してる。生きている上で誤ちは多々起こすのも私は支援します。私は応援します。貴方のゴルフを好きな人は沢山います。私はお応援します
  • 何で問題を起こすと排除は良くない。若いんだからやり直せる!
  • 新しいファンが増えているときだから、笠りつ子が勘違いされるのが辛い。今回の事で、らしさが失われてしまうのも残念。時間かかっても、いつも明るい笠りつ子を待ってます!
  • 自ら巻いたたねで一つ大きな代償を経験しましたが、これをきっかけに心機一転、一つ大きな気づきと人生経験をしたのですから、ご本人の言葉通り、これを生かしてほしい

笠りつ子の涙の謝罪については真っ二つに割れている印象。タオル事件の発言内容はかなり過激でしたから仕方ないのかもしれません。