2023年7月20日~8月20日の日程で開催されたFIFA女子ワールドカップ 2023。日本はグループCを全勝で1位通過、続くノックアウトステージではラウンド16でノルウェーに3-1で勝利するも、準々決勝で惜しくもスウェーデンに敗れベスト8で大会を終えました。今回の女子W杯でなでしこジャパンの8強入りの立役者となったのが、司令塔を担う長谷川唯選手です。そこで今回は、イングランドのマンチェスターシティ女子でプレーする長谷川唯選手について調べてみました!
長谷川唯(はせがわ ゆい)選手のプロフィール
- 生年月日:1997年1月29日
- 年齢:26歳
- 出身地:埼玉県戸田市
- 身長:157cm
- 血液型:B型
- 出身校:日本大学文理学部体育学科
- 所属:マンチェスター・シティWFC
- ポジション:MF
長谷川唯選手の経歴
宮城県生まれ、埼玉県戸田市育ちの長谷川唯選手。サッカー少年だった兄の影響で、小学校入学と同時に戸田南FCスポーツ少年団でサッカーを始めました。その後、女子サッカーチームの戸木南ボンバーズFCを経て、2009年に日テレ・ベレーザの下部組織「メニーナ」に入団します。メニーナの中心選手として、2011年~2014年の4年間、全日本女子ユース (U-18)サッカー選手権大会での連覇に大きく貢献しました。
2013年から飛び級でなでしこリーグの公式戦に出場するようになります。2017シーズン、日テレ・ベレーザのリーグ3連覇に貢献。リーグのベストイレブンにも初選出されています。
ACミランへ完全移籍!
24歳の誕生日であった2021年1月29日にイタリアのセリエAに所属するACミラン フェミニーレに完全移籍することを発表。加入から約1カ月後の2月27日、SSCバーリ戦で移籍後初ゴールを決めるとともに、この試合のMVPを受賞しています。
ウェストハム・ユナイテッドへ2年契約で移籍!
2021年8月18日、イングランドのWSL(ウィメンズ・スーパーリーグ)所属のウェストハム・ユナイテッドFCウィメンへ2年契約で移籍することを発表。同年10月3日のマンチェスターシティ女子戦に出場し、1ゴール1アシストの活躍で勝利に貢献しました。長谷川唯選手の活躍もあり、ウェストハムは過去最高の6位でリーグを終えています。
マンチェスターシティ女子へ3年契約で移籍!
2022年9月8日、ウェストハムを退団後、マンチェスター・シティWFCへ3年契約で移籍することを発表。2023年8月にはプロフェッショナル・フットボーラーズ・アソシエーション(PFA)が選ぶ2022-23シーズンのPFA年間ベストイレブンに長谷川唯選手は選出されています。また、同年9月7日には同じくマンチェスターシティ女子所属の宮澤ひなた選手と共に女子バロンドール候補者30名にノミネートされ、「彼女の深いパスは、オセアニアでの日本の4勝に輝きを与えた」と称賛されました。
長谷川唯選手の日本代表歴
- 2011年:U-16日本女子代表候補
- 2012年:U-17日本女子代表(FIFA U-17女子ワールドカップ出場)
- 2013年:U-19日本女子代表(AFC U-19女子選手権2013)
- 2014年:U-17日本女子代表(FIFA U-17女子ワールドカップ出場)
- 2016年:U-20日本女子代表(FIFA U-20女子ワールドカップ出場)
- 2017年:なでしこジャパン(アルガルヴェ・カップ2017出場)
- 2018年:なでしこジャパン(アルガルヴェ・カップ2018他出場)
- 2019年:なでしこジャパン(FIFA女子ワールドカップ2019他出場)
- 2020年:なでしこジャパン(SheBelieves Cup出場)
- 2021年:なでしこジャパン(2020年東京オリンピック出場)
- 2022年:なでしこジャパン(2022 AFC女子アジアカップ出場)
- 2023年:なでしこジャパン(FIFA女子ワールドカップ 2023出場)
長谷川唯選手の主な成績
日テレ・ベレーザ/日テレ・東京ヴェルディベレーザ
- 日本女子サッカーリーグ:5回(2015・2016・2017・2018・2019)
- 皇后杯全日本女子サッカー選手権大会:5回(2014・2017・2018・2019・2020)
- なでしこリーグカップ:3回(2016・2018・2019)
日本代表
- FIFA U-17女子ワールドカップ:1回(2014)
- AFC女子アジアカップ(なでしこジャパン):1回(2018)
- アジア競技大会(なでしこジャパン):1回(2018)
個人成績
- ベストイレブン(なでしこリーグ):4回(2017・2018・2019・2020)
- PFA年間ベストイレブン:1回(2022-23)
気になる長谷川唯選手の年俸について!
長谷川唯選手の年俸は公表されていませんが、欧州の強豪リーグ平均年俸はドイツが約600万円、フランスが約750万円、イングランドが約850万円と言われているようです。現在長谷川唯選手が所属するマンチェスターシティ女子はイングランドになりますので、おそらく長谷川唯選手も850万円程度はもらっているのではないでしょうか。ちなみに日本の女子プロサッカーリーグ「WEリーグ」の年俸最低金額は270万円で、平均は300~400万円だと言われています。
まとめ
今回は、サッカー日本女子代表で現在はイングランドのマンチェスター・シティWFC所属の長谷川唯選手についてまとめてみました。9月23日にはアルゼンチン女子代表と国際親善試合を予定しているなでしこジャパン。次は来年開催のパリオリンピックへ向けて走り出します。なでしこジャパン司令塔・長谷川唯選手の今後の活躍に注目です!