WBCの過去の結果は?WBCの歴史と活躍した日本人選手をご紹介!

WBCの過去の結果は?WBCの歴史と活躍した日本人選手をご紹介!

野球の世界一を決める国際大会のWBC(ワールドベースボールクラシック)は2006年に初開催され、2023年までに5回開催されています。そして、開催されるたびに野球ファンだけでなく多くの人が盛り上がり、感動させています。スポーツベットの世界でも野球 オッズに注目が集まり、毎回大いに盛り上がりを見せています。

そんな熱い試合がみられるWBCの第5回までの結果と、WBCの歴史や活躍した日本人選手をご紹介していきます。

目次

WBCこれまでの結果

WBCの第1回から第5回までの結果をそれぞれご紹介します。

第1回WBC(2006年開催)の結果

順位勝数敗数
1位日本53
2位キューバ53
3位韓国61
4位ドミニカ共和国52

第1回大会は、日本が優勝しWBC初代王者となりました。初開催だったこともあり、大会運営の利益分配や選手の故障への補償など様々な問題がありましたが無事開催され、メジャーリーガーも主力級の選手が出場することで、大会が本当に世界一を決める大会だということを示しました。

第2回WBC(2009年開催)の結果

順位勝数敗数
1位日本72
2位韓国63
3位ベネズエラ62
4位アメリカ合衆国44

第2回大会は、日本が優勝し連覇となりました。第1回大会よりも大きな盛り上がりをみせ、テレビなどの視聴者数や、球場の観客動員数が大幅に増加しビジネス面でもWBCが前進できた大会といえるでしょう。また、人気のある日本対韓国などの同一試合が多く、多様な試合がみられにくいという指摘もありました。

第3回WBC(2013年開催)の結果

順位勝数敗数
1位ドミニカ共和国80
2位プエルトリコ54
3位日本52
4位オランダ44

第3回大会は、史上初無敗でドミニカ共和国が優勝し、日本の三連覇とはなりません。そして、この大会ではオランダが大健闘し4位、またイタリアも本選出場し7位となり、まだ野球人気が低いヨーロッパへの影響が注目されました。さらに、視聴率や観客動員数も良く、出場各国で盛り上がりをみせました。

第4回WBC(2017年開催)の結果

順位勝数敗数
1位アメリカ合衆国62
2位プエルトリコ71
3位日本61
4位オランダ43

第4回大会は、野球の本場アメリカが初優勝しました。開催するたびに人気を高めていくWBCは第4回大会で初の観客動員数が100万人を突破します。毎回盛り上がる東京ラウンドだけでなく、アメリカやドミニカが登場したマイアミ・サンディエゴラウンドでも多くの注目を集め、テレビ視聴率や関連グッズ売り上げが過去最高となりました。

第5回WBC(2023年開催)の結果

順位勝数敗数
1位日本70
2位アメリカ合衆国52
3位メキシコ42
4位キューバ33

第5回大会は、新型コロナウィルス感染症拡大の影響で2023年の開催となりましたが、日本が優勝し3度目の世界一に輝きました。大会中は、日本の準決勝の相手が急に変わるなどがあり、運営方法の正確性が求められました。また、第1ラウンドの組ごとでの実力差が大きいなどの問題点があり今後の改善が必要とされています。また、次大会開催も発表されており、第6回大会は2026年に開催予定となっています。

WBCの歴史や開催目的は?

WBCはMLB(メジャーリーグベースボール)機構とMLB選手会が立ち上げ、WBSC(世界野球ソフトボール連盟)が公認し、2006年に初開催された野球世界一を決める国際大会です。1990年代からMLBは国際化が進み、グローバル化することで収益の拡大を狙います。そして、「野球の世界一決定戦」を提唱しメジャーリーグ選手を中心に協議、オリンピックから野球競技がなくなったことで、国際大会を育てたい意向もあり開催されます。

WBCで活躍した日本人選手

これまで3度優勝している日本代表ですが、その中でも特に活躍した日本代表野球メンバー手をご紹介します。

世界が認める二刀流「大谷翔平」

MLBでも二刀流として大活躍している大谷翔平は、第5回大会に出場しMVPに選ばれます。WBCでも投手・打者として活躍をみせ、準決勝のメキシコ戦では9回裏1点リードされている中二塁打を放ちチームを鼓舞し勝利へ繋げます。また、決勝では9回に抑え投手として登板し、アメリカ代表キャプテンのマイク・トラウトから三振を奪い世界一に導きました。

2大会連続MVP「松坂大輔」

日本のエースとして第1回、第2回に出場した松坂大輔は2大会連続でMVPに選ばれます。そして、2大会合計で6勝をあげており、WBC連覇に大きく貢献しました。また、第1回大会の後にはMLBのワールドシリーズでも勝利投手となり、チームが優勝。当時では史上初のワールドシリーズとWBCどちらも優勝を経験した選手となりました。

記録、記憶に残る安打製造機「イチロー」

誰もが認めるイチローは、松坂大輔とともに第1回、第2回に出場し日本代表を牽引します。この2大会通算で安打を24本打っており、日本代表の野球メンバーの中ではイチローが最多でした。また、第2回大会では不調が続き苦労しましたが、決勝の韓国戦では、延長10回に決勝となる二塁打を放ち、記憶に残るさすがイチローというところをみせつけました。

まとめ

今回は、WBCの結果について、WBCの歴史、WBCで活躍した日本人選手をご紹介しました。野球ではあまりみることができなかった世界一決定戦が2006年から始まり、たくさんの名場面で野球ファンを楽しませてくれています。次回は2026年にWBC第6回大会を予定しています。その時にも、世界一をかけた熱い試合でワクワクさせてくれることを期待してその時を待ちましょう。

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