マラドーナ芸人のディエゴ加藤、夢を叶えて1年約8ヶ月も…

ディエゴ・加藤・マラドーナ 芸能

サッカー界のレジェンドであるディエゴ・マラドーナが突然の死去。マラドーナは11月初めに入院をしたものの手術は無事成功。峠を超えたと思われていましたが…。

そんなマラドーナのモノマネをして話題となっていたディエゴ・加藤・マラドーナ。本人に会うという夢を2019年4月に叶えたばかりでした。

マラドーナ芸人のディエゴ加藤

ディエゴ・加藤・マラドーナ

出典:ディエゴ・加藤・マラドーナツイッター

ディエゴ・加藤・マラドーナはマラドーナ芸人。中学時代は横浜マリノスのジュニアユース、高校は名門の帝京高校サッカー部に所属をして10番を背負って全国高校サッカー選手権大会で準優勝を2回。

高校卒業時にはJ2のチームと大学2つから誘われたものの、進路に悩んで監督に相談。そうすると「プロになるなら大学に行ってからもなれる」と言われ、人生は長いから大学に行ったほうが良いとアドバイス。その結果順天堂大学に進学。しかし大学卒業時にはプロには慣れないと挫折し人材紹介会社に就職。

この時ディエゴ・加藤・マラドーナは半ば腐っておりサッカーとは距離をおいていました。しかしジュニアユース時代の先輩に誘われて横浜YSCCに所属。月曜から金曜は普通に社会人、週末は社会人サッカーとある意味ダブルワーク。YSCCのオフィシャルでもOBとしてやはりディエゴ・加藤・マラドーナとして出演。

ある意味で充実はしていたものの心のどこかにひっかかりを感じていたディエゴ・加藤・マラドーナ。24歳のときにはお笑いブームが起きて芸人になろうという想いが募ります。

そして2007年、25歳でワタナベコメディスクールに入ると決意。帝京時代の同級生である岸本拓也とお笑いコンビ「ダイヤモンズ」を結成。2010年にダイヤモンズは解散。

更にトリオ「春夏笑冬」を組むも2013年に区切りをつけようという話に。具体的に2014年のキングオブコントで準決勝以上進出を目標にし、それが駄目だったら芸人引退と決意。結果としては目標に届かずにトリオは解散、事務所も辞めて芸人引退。

そしてディエゴ・加藤・マラドーナは現在は人材派遣会社「京浜マネキン紹介所」の社長としててサッカー選手と企業を紹介したり、コーヒーメーカーの代理店業務をしたりと様々な業務に手を伸ばしています。使えるものはなんでも使うスタンスなのでインパクト重視のため自らディエゴ・加藤・マラドーナとしてオフィシャルページなどに写真を載せているとそのつながりで仕事が増加。

皮肉にも芸人を辞めてからディエゴ・加藤・マラドーナとしての仕事が多くなり仕事の半分以上はディエゴ・加藤・マラドーナとしてであるという事も告白。このようになりきる動画なども存在。

このネタは渡辺プロダクションの養成所時代のネタ。もともと高校時代、加藤謙太郎は体型も似て左利きであったので「和製マラドーナ」と言われていました。これに当時は和製〇〇と呼ばれていたので一種のはやりという背景も。

その事を思い出して芸人になりたての頃に初めたのがディエゴ・加藤・マラドーナの始まりです。なおバカウケだと確信していた初披露時には人生で一番かと思うほどスベッたと言う悲しいエピソードも…。

本人にも対面し公認芸人に

もともとディエゴ・加藤・マラドーナが本物を好きになったのは小学校4年生の時。その時1986年はメキシコワールドカップの特集をNHKにしていたのを目にしたため。ひと目見て憧れてVHSを買って何度も見直すように。

その後ディエゴ・加藤・マラドーナとしてモノマネ芸人をしているうちに本物に会いに行きたいという想いが募るように…。そこでディエゴ・加藤・マラドーナが頼ったのはマネジメント会社のコネクトの百瀬俊介会長。

実は百瀬俊介は日本人としてメキシコでプロサッカー選手になった人物。そのためメキシコサッカー界の人脈がありマラドーナに会いに行く事も可能なほど。そして実際に会いに行くことになりました。その時の動画がこちら。

実際に憧れのディエゴ・加藤・マラドーナと対面した時は何度も悪手、ハグをしてくれてマラドーナのゴール集のVHSにもサインをもらったとしています。そして本人にモノマネをしていて続けて良いかの許可を得ると「もちろん」と快諾。

このディエゴ・加藤・マラドーナと本物の対面の件については2019年4月にツイートしていますが、2020年11月現在も固定ツイートになっています。

マラドーナの死に涙

そして2020年11月26日午前3時、マラドーナ本人の死去が報じられた直後にブログにて「僕はあなたがいたからここまで前を向いて歩いてこれた」と感謝を告げ、今日だけ、思う存分泣かせてくださいとも告白。

ディエゴ・加藤・マラドーナは2019年4月にマラドーナ本人に会い、その事をとても大切にしている事がよくわかります。そんなマラドーナの死去…。ディエゴ・加藤・マラドーナもこのまま芸人としてモノマネを続けるかどうか悩んでもおかしくはないですよね。

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