田代まさしは薬の逮捕で現在(2019年)の逮捕まで2回ほど刑務所に入っています。そんな田代まさしですが2回目に刑務所を出てから即ダルクに通っていました。やがて田代まさしはダルクでスタッフとしても勤務していることを明かし、薬物依存症の更生のために全国各地に講演をするために回ったりもしていました。
今回はそもそもダルクとは一体どんな施設か。田代まさしとダルクの関わりとは一体どのようなものかについてみてみましょう。
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ダルクについて
ダルクとはDrug Addiction Rehabilitation Centerの事。頭文字を取ってDARC。薬物依存者の回復や社会復帰及び支援を目的とした施設。全国各地に90の施設があります。その中でも一番有名だと思われるのが日本ダルク。
ダルクは少し特殊な組織。まず薬物依存者のリハビリ施設ですが、まずは3-6ヶ月間、薬物依存者が共同生活を送ります。そして回復した薬物依存者が各地でダルクを立ち上げて行くという形。そのためダルクという名前は共通していても全く同一の組織というわけではありません。
共通するのは薬物依存者でも徹底的にやれば必ず回復できるという、希望のメッセージを伝えるというシンプルな考え。田代まさしがダルクで行ったのは、1日3回ミーティングをして「just for today」を合言葉に「今日一日やめる」ということを繰り返すというもの。
創設者は近藤恒夫
出典:人材バンクネットHP
名前 | 近藤恒夫(こんどう つねお) |
生年 | 1941年 |
出身 | 秋田県 |
近藤恒夫は30歳の時に薬を服用し始めて薬物乱用者に。そして37歳の時に精神病院に入院。その後も薬を辞められずに39歳の時に逮捕。半年ほど拘置所で生活をして執行猶予付きの判決が下り出所。
近藤恒夫は薬物からの回復を誓って1985年日本初、民間による薬物依存者回復施設である「ダルク」を開設。これは現在は東京ダルクと名前を変えています。ダルクの場所はこちら。
近藤恒夫は2000年にはNPO法人アパリを設立。これは日本だけではなくアジア太平洋地域の依存症問題に取り組むもの。近藤恒夫は1995年には東京弁護士会人権賞を受賞。2001年には著作「薬物依存を超えて」で吉川英治文化賞を受賞しています。
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田代まさしがダルクを知ったのは向こうからのアクション
田代まさしは2010年10月に薬物で逮捕。そして2014年7月に出所をしておりその後ダルクに通い、スタッフとして勤務しているということを明かしていました。実は田代まさしがダルクを知ったのは自分から調べたわけではありません。
実は1回目の逮捕の後に近藤恒夫は田代まさしで会っています。その時に「ダルクに来たらどう?」と誘っていたもののその3ヶ月後に薬で逮捕。田代まさしはこのときは「薬物依存症の人ばかりのところに飛び込んでやめられるわけがない」と思っていたと明かしています。
田代まさしの2回目の刑務所生活中に近藤恒夫が面会に来たり、本を差し入れに。そのようなこともあり田代まさしはダメ元でダルクに行ってみようと思うように。
ただし田代まさしは最初からダルクを信じていたわけではなく、田代まさし本人も「薬物依存者ばっかり集まってるんでしょ?」「そんなところでやめられるわけないじゃん」という思いが。更には高いツボとかかわされるんじゃ?とか言われるのではと警戒も。
また、田代まさしは刑務所を出たら即ダルクに行くことが決まっており迎えに来てもらってもいました。実はダルクに行くと決まっていたら仮釈放を貰えるとのことで、それ狙いであったとも明かしています。
実際に田代まさしの場合は1ヶ月早くなっています。そこに関しては「3ヶ月は固いな」と期待していたので少しアレだったとも語っていたり。ちなみに田代まさしは食事に連れて行ってもらいましたがその時の食事がしゃぶしゃぶ。 初日にそれか!と思ったとのこと。ちなみに「次は焼肉の炙りな」などとブラックなジョークも。
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田代まさしがダルクでしていた仕事とエピソード
田代まさしは出所後は毎日ダルクに決まった時間に通って電話番などの仕事をしていました。さらには薬物依存症関連の講演でも全国各地に。
2018年10月時点では朝9時にダルクに出勤をし、20時に帰宅していた事を明かしていました。また、田代まさしはダルクでの仕事に関連して以下のようなことがあったとコメント。
- 電話での相談に対応。
- 「田代まさし」という犯罪者を君の会社は雇っているのか?と本人が出てるのに言われる。日本ダルクのスタッフは薬物依存症を克服したスタッフだと告げると「あれ?そうなの?」と言われる。
- 普通の人は(自分もそうだったけど)ダルクに対するイメージがそんなもの。
- きちんと立ち止まってタバコを吸っていたのに「お宅の田代まさしが歩きタバコをしている」と苦情の電話が来た。
- 結構反対運動が起きる。
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田代まさし、ダルクを現在辞めていた
2019年10月もダルクの近藤恒夫と講演をしていて11月にも講演を予定していた田代まさし。しかし11月の講演は田代まさしの逮捕を受けて中止。そして実は2018年時点で田代まさしはダルクを辞めていたこと関係者が明かしています。
そもそもダルクで勤務をすると薬物からは離れやすいものの、月収は12-13万円と収入面は厳し目。そのため最近はタレントの仕事が増えてダルクに行く日も減っていたという状況でした。
ちなみに田代まさしは2015年7月に迷惑防止条例違反容疑に問われたものの、ダルクの働きもあり大したお咎めがなかったというエピソードも。
田代まさしの現在の逮捕についての反応
田代まさしの2019年11月現在の再逮捕は様々な反応が。今回はダルクに入ってスタッフとしても勤務をして長い間逮捕されていなかったのでダルクは上手く行っているものだと思う人が多かった状態。
実際に現在ダルクを辞めてから逮捕をされたというタイミングですので、ダルクに居たまま活動が出来ていたら田代まさしは再びクスリに手を出すことも無かったのかもしれません。そんな田代まさしが現在再び逮捕されたことに関する反応はこちら。
マーシーさん…9月に自助グループのコンベンションで会ったのに…逮捕に驚いている。仲間に正直になれなかったのか…プログラムから離れていたのか…。分からないけども、自分は自分のプログラムに真摯に向き合っていこうと思う。マーシーさんがどうあれ、自分は自分。今日1日やれる事をやっていく…
— 高知東生 (@noborutakachi) November 6, 2019
マーシー。。間違いであって欲しい。
— 小田原ドラゴン (@odawaradoragon) November 6, 2019
マーシーはまたやめつづければいいだけ
— 嘆きの能町みね子 (@nmcmnc) November 6, 2019
田代まさしが歌いそう→ヘビー牢テーション
— デーブ・スペクター (@dave_spector) November 6, 2019
薬物を断ち切るのは本当に難しい。だから入り口に立って欲しくない。ご自身がその厳しさを語っていらした。→田代まさしさん「僕はまだ立ち直っていません。立ち直りの途上です」 https://t.co/xNTCD6HlBP @YouTubeより
— 堀 潤 JUN HORI (@8bit_HORIJUN) November 6, 2019
田代まさしは今回の逮捕後、再びダルクに通うのでしょうか。近藤恒夫は性格などを考えると再び手を差し伸べるとは思いますが…。
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