成田緑夢の父親の指導がスパルタで凄い。成田家は五輪が「義務」

スポーツ

兄の成田童夢、姉の今井メロが
それぞれ五輪選手の成田緑夢

兄や姉以上の逸材とされ
事故で障害を負っても
平昌パラリンピックで
金メダルを取るなど活躍。

そんな成田緑夢ら3きょうだいを
育てた父親の隆史さんの
指導方針はなかなかにスパルタ。

今回は成田緑夢の父親、
隆史さんの指導について
見てみましょう。

 

■成田緑夢の父親の指導の開始

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成田緑夢がスノーボードを
始めたのは僅か1歳のとき。

父親である隆史さんが成田童夢、
今井メロにスノボを教えており
そうした中で自然と成田緑夢も
スノボをするように。

父親は四六時中みっちりと
指導をしており拳も飛ぶ熱血指導。

成田緑夢は生まれた頃から
そのように指導をされていたため
当時は疑問に思わなかったよう。

しかし成田緑夢が小学6年製の時に
父親の指導に反発して
成田童夢、今井メロは
家を出ます。

そうして成田緑夢への指導も終わり
母親のすすめでトランポリン教室へ。
そうするとそこで成田緑夢は
メキメキと頭角を現し、
成田緑夢が中学2年生の時に
全日本選手権で43位、
中学3年のときは22位に。

そしてこの頃に父親が
「どうせやるなら五輪を目指せ」
として指導を再開。

父親の指導を受けながら
高校はスポーツ推薦で入り
高校2年生の時には
全国高校選手権の男子個人で
歴代最高得点の16.3で
最高難度賞を受賞。

■父親の指導方法

成田緑夢は父親の指導方法について
スパルタであり、
「練習の数をこなし、何かを得る」
というのが基本だったと
語っています。

食卓のそばには
布団が一枚敷いてあり
そこで成田緑夢ら3きょうだいは
バク宙を10回してから食事を取り、

学校から変えると室内スノーボード場や
自宅屋上のトランポリンなどで
父親が考えるメニューを
言われるがままにこなしていたという。

成田緑夢は父親について
「巨人の星」の星一徹のような人物で
自分たちは父親に操作されて
動くロボットであったと語っています。

そんな成田緑夢が兄や姉と同じく
父親の指導に疑問を持ったのが
2013年4月にトランポリン練習中の
事故で障害が残った後のこと。

退院から半年もしていない
2014年1月に父親に連れられて
アメリカに行き、

フリースタイルスキーの
ワールドカップに
エントリーをされたこと。

当時成田緑夢は歩くのもやっとで
30分歩いたら30分アイシングを
しなければ腫れも痛みも引かない状態。
結果は予選落ちであり

アメリカから帰国をすると
父親にスポーツをやめることを告げ
兄や姉と同じように実家を
出ていきました。

■父親は現在は…

そのように成田緑夢は
父の指導に疑問を持ち
家を出ましたが

現在は父親との関係も変化をし、
成田緑夢は現在は
父の行き過ぎたところも
今は理解できるとし、
良き理解者となっているとの事。

成田緑夢は事故で障害が残った後、
父がいなかったら
自分ではもう一度やろうとは
思えなかった、
今では感謝をしているとも語っており、

毎週末は実家に帰っており
比較的良好な関係を
保っていることを明かしています。

後述する成田緑夢の
Youtubeチャンネルにて
父親も顔を出しています。

■おわりに

成田緑夢は2018年の
平昌パラリンピックで
スノーボード男子バンクドスラローム
下肢障害で金メダル、
スノーボードクロスでも銅メダルを獲得。

そんな中、2018年3月27日には
Youtubeにてスノーボードからの
引退を発表。

2020年の東京五輪、
パラリンピックを本格的に目指し
挑むための引退であるとしています。

ちなみに成田緑夢の
Youtubeチャンネルの
プロモーションビデオはこちら。

成田緑夢は何かを伝えることの
モチベーションが高いため
チャンネルを開設したとのこと。