勝武士の初っ切りはもう動画でしか見られない…嘆きの声

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勝武士(本名:大森清孝)が28歳の若さで亡くなった事が明らかに。初っ切りの名手として愛されていましたがまさかの早逝。糖尿病の持病もあったとの事ですが…。今回は勝武士の初っ切り動画についてみてみましょう。

勝武士の初っ切り

初っ切りは相撲の禁じ手を紹介するもので、ただ単純に見せるわけではなく面白おかしく見せるもの。初っ切りを担当するのは幕下以下の力士であり、息のあったコンビ芸で見ている人を大いに沸かせます。初っ切りの初は「始め」であり切は「終わり」。

禁じ手や決まり手をわかりやすく、しかも面白く見せてくれるパフォーマンス。取り組み前の前座という位置づけではありますがコミカルな様子はツイッターでも度々話題になりコラ画像なども作られる人気。そんな勝武士の初っ切り動画がこちら。

勝武士の初っ切り画像はツイッターのこちらの画像などを見たことがある人も多いのではないでしょうか。画像や動画を見ても分かるように勝武士や観客は良い笑顔をしています。

1944年に亡くなった明治期から大正期の力士である「唐辛多喜弥」も初っ切りの名人。相撲好きであったとされる明治天皇も度々宮中に召されており、実際に明治天皇自らも唐辛多喜弥と相撲に興じたこともあるというエピソードが。

唐辛多喜弥は164cmと小兵。勝武士も156cmと小兵と意外な共通点も。

日本相撲協会も度々二人の初っ切りを紹介

初っ切りを担当する事が多かった勝武士。東関部屋の高三郷と共に初っ切りをしている姿を日本相撲協会は公式ツイッターで度々ツイートしています。二人が初めてしょっきりをしたのは2014年4月の藤沢場所。

デビュー前には入念にしょっきりの練習をしています。

こちらは夏巡業。やはり高三郷と共に初っ切り。

二人のコンビは2014年の春巡業から2018年の春巡業まで。それ以降、2018年夏巡業からは高田部屋の恵比須丸とコンビを組んで初っ切り。

勝武士のプロフィール

出典:勝武士Facebook

名前勝武士 幹士(しょうぶし かんじ)
本名末武清孝(すえたけ きよたか)
生年月日1991年11月4日
出身山梨県甲府市
身長166センチ
体重108キロ

勝武士の本名は末武清孝。ただし高田部屋なでは大森清孝と登録されています。勝武士は中学を卒業して高田部屋に入門し2007年の春場所で初土俵。2014年春の巡業から初っ切りを努めていました。

また、同じく高田部屋所属の力士である竜電剛至と共に竜王中学校出身。2017年6月1日には二人で母校へ。小学生と勝武士が押し相撲をするも小学生らが束になってようやく互角の勝負と貫禄を見せていました。

勝武士は2020年4月4日に発熱し保健所に電話を掛けるも医療機関が見つからず。4月8日にようやく都内の大学病院に入院をし9日に別の大学病院に店員。19日に集中治療室で治療を受けるも5月13日に死去。まだ28歳の勝武士が亡くなるとは…。

また、勝武士は2014年には糖尿病を患っており2016年1月には低血糖障害により取り組み直前で不戦敗の過去も。異変に気づいた峰崎親方が声をかけて判明。

勝武士は取り組み前にエナジードリンクとチョコを摂取するも薬を飲んでおらず、定期通院をしていなかったために自己管理不足として師匠に諭される場面もありました。

ネットの反応

  • 28歳の力士がまさかそんなことあるのか
  • 若くても関係ないんだな
  • 免疫力もありそうなのに本当に怖いな。
  • 2月1日の豪風引退相撲で初っ切りしてたばっかやん…
  • でも実際アスリートって極度に体を絞ったり(相撲は逆だけど)するから免疫力低くなるんだっけ?
  • 入院続いてたのって勝武士さんだったんだ
  • 信じられない。勝武士の初っ切り大好きだった
  • 勝武士さんは病気あったのかな…そのあたりが気になる
  • 28歳ってまだまだこれからの人じゃん。お気の毒です…。

まさか28歳の勝武士が亡くなるとは…。発熱から4日後にようやく入院出来たというのも衝撃ではあります。