2018年平昌五輪のスキーノルディック複合日本代表の渡部剛弘。そんな渡部剛弘が禁止されている客引き容疑にて逮捕されました。渡部剛弘本人も違法客引きを行った事を認めています。
今回は渡部剛弘の顔画像やプロフィールについてと逮捕容疑、スポーツ選手のセカンドキャリアについてみてみましょう。[affi id=4]
渡部剛弘の顔画像などプロフィール
出典:シダスジャパンツイッター
名前 | 渡部剛弘(わたなべ たけひろ) |
生年月日 | 1993年7月13日 |
出身 | 福島県若松市 |
渡部剛弘は中学1年生の時にコンバインド競技を開始。中学3年生になると頭角を現して全日本中学校スキー大会で6位入賞。高校は福島県立猪苗代高等学校。そして明治大学に進学をして2012年には第61回全国高等学校スキー大会2位。
2013年に全日本学生スキー選手権大会に第二位。2014年の全日本学生スキー選手権大会では優勝をしており、2018年2月には平昌五輪のスキーノルディック複合の日本代表に。
2018年7月に渡部剛弘は宮城県の会社を退職。そして地元・福島県に帰り福島県猪苗代町の宿泊施設で勤務をしていたとのこと。2019年2月の国体では5位に入賞し、新たな所属先を探していたとのことですが…。
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渡部剛弘が逮捕
渡部剛弘が逮捕されたのは2019年11月27日22時15分の事。JR郡山駅近くの路上で通行人の男性に対して客引き行為をした疑いで福島県警郡山署が逮捕。
渡部剛弘の行為は客引き防止条例違反容疑。渡部剛弘本人は容疑を認め、また渡部剛弘以外にも二人。33歳と36歳の飲食店従業員であるとのことです。渡部剛弘は金に困っていて友だちに誘われて客引きをしたと証言。
また、渡部剛弘は五輪選手であったこともるためネームバリューがあるせいか渡部剛弘の名前しか報じられていません。
客引きが増殖と言われていた矢先の事
実は今回渡部剛弘が逮捕された客引きは現在急増中。多くは友人や大学の先輩から誘われる形。渡部剛弘の件はまだ詳細が不明ですが、末端の人間が働くと紹介者にある程度お金が行くシステム。
更に客が使ったお金の何割かが客引きをした人に入るシステムでもあるため客引きで誘導するのは殆どの場合がいわゆるぼったくり店。そのため各地で注意喚起がされてきていました。
「満席だから系列店にご案内」はウソ🙅 鳥貴族がお客への注意喚起続ける#鳥貴族 では「当社では客引き行為を一切禁止しており、系列店もございません。系列店・関係者を装った客引き、呼び込み行為にはご注意ください」と注意喚起しているhttps://t.co/HcRtejB0g6
— エキサイトニュース (@ExciteJapan) November 19, 2019
大阪市の客引き注意喚起ポスターがどストレートすぎてワロタ pic.twitter.com/jKpvfzqTju
— NAOKI/なおき (@naoki_yuki) August 10, 2019
【生活安全総務課】11月20日(水)、警視庁では「盛り場一斉対策日」として、環境浄化のため、都内各盛り場において「客引き防止」等を目的としたパトロールや各種対策を実施します。
#客引き #キャッチ #スカウトhttps://t.co/yh2bBTQuGW pic.twitter.com/jSzIPPmSky— 警視庁広報課 (@MPD_koho) November 20, 2019
小樽の客引き、相次ぐ苦情 案内装い特定店に誘導 市と観光協会が注意喚起https://t.co/WTSH4QobUm pic.twitter.com/XF25heLLOM
— 北海道新聞 (@doshinweb) October 20, 2019
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スポーツ選手のセカンドキャリア
渡部剛弘はまだ若く、新しい所属先を探していたとの情報もあるのでセカンドキャリアと言うにはまだ早いかもしれません。しかしスポーツ選手のセカンドキャリアについては近年社会問題ともなっています。
もともと日本では昔は企業に社員として所属をしつつ競技に挑むという形。そのためスポーツ選手として現役を退いても所属企業が面倒を見てくれる(他の部署、主に営業)という側面がありました。
しかし競技全体のレベルが上昇するとよりよい環境を目指さないと勝てないといった状況になり企業に所属をせず自らをマネジメントする選手も多い状態。自らスポンサーを獲得して競技に集中できる環境を作ることが出来やすくなった一方で所属企業が面倒を見てくれるという一種の安定は失われます。
そのような状態で現役引退をすると競技に注力していた状況から突然ほっぽりだされることになるわけです。更に言うと企業に所属していない状態ですとセカンドキャリアへの導線がありません。
実際の所日本サッカー名蹴会や日本プロ野球選手会などはセカンドキャリアへの支援を行っています。しかしこのようなセカンドキャリア支援は圧倒的に知名度不足。そもそもそのような支援制度があることを知らない人がほとんど。役所の支援制度と同じですね。制度があっても活用されなければ意味が無いのです。[affi id=4]
渡部剛弘の逮捕に関してのネットの反応
渡部剛弘の逮捕に関してのネットの感想は以下の通り。
- 客引きの間を縫って、 宗教の勧誘があったりするとテンションがガクッと落ちる。
- 一時は全く姿がなかった客引きが、再度登場するようになってきました。
以前と違って、かなり遠慮気味ではありますが…- 客引きは違法であり無視するのが一番。
- 「キャッチが案内する店にまともな店はただの一店もない」これはその通り。
- 去年五輪に出た選手が1年後にこんなことしてるのか
- 本人が悪いのは言うまでもないが、日の丸を背負った人材をこんな境遇の追い詰めるのも如何なものか?金銭的な問題が一番だと思います。
- スポーツ選手のセカンドキャリアはもっと受け皿を広くしてあげないとって、つくづく思う
- 日本はウインタースポーツ選手には特に厳しい国
ウィンタースポーツは実際の所それを生かしたセカンドキャリアは厳しそう。渡部剛弘はまだセカンドキャリアと言えるかは微妙ですけれども。個人的にはオリンピック選手が1年も経っていないもののこのように逮捕が報じられてしまうと夢がないと思ってしまう。