チュート徳井の1.2億円所得隠し。悪意がある所得隠しであると判断されかねません。実は過去の発言が超絶ブーメランに。今回はチュート徳井の5年前の会見での発言や税金関連の発言についてみてみましょう。
[affi id=4]
チュート徳井の1.2億円所得隠し
出典:チュート徳井ツイッター
チュートリアルの徳井義実が個人で2009年に「チューリップ」を設立するも2018年までのおよそ7年間で1.2億円の申告漏れをしていたことが2019年10月23日に明らかに。チュートリアル徳井義実の申告漏れの内約は以下の通り。
2012-2015年 | 2000万円 | 私的な消費を経費とするも認めず |
2016-2018年 | 1億円 | 無申告 |
現在の日本の法律ですと所得税は最大で45%。法人税は23.2%。そのため個人事務所を設立して節税をするようなタレント、スポーツ選手はかなり多い部類。
明石家さんまなど個人事務所を設立している人は少なく有りません。また、7年間については申告期限の翌日から7年が時効であるため、それ以上は例えしていたとしても問えないものと思われます。
そのため申告漏れなどがニュースになった際に「7年間で」というのが多くなってしまうのです。これは2012年に板東英二が約7500万円の申告漏れをした時も同じ。
2011年8月期までの「7年間」と報道されています。板東英二は一時謹慎をして一気にテレビに出なくなりましたが徳井義実はどうなるか…。
[affi id=4]
ミヤネ屋で無知であると発言も…
チュート徳井の申告漏れに関しては2019年10月23日、交流のある宮根誠司が「ミヤネ屋」にて本人から言って欲しいと言われたとして以下のように伝えています。
- 無知だった
- 決算の時期だって言われた(税理士から?)
- バタバタして決算の時期を過ぎたら何も言われなくなった
- 2年まとめて払えばいいと思った
- 次の決算の時期もバタバタしてた
- じゃあ3年払えばいいやと思った
- 完全な無知、幼稚
- 納税義務ということを分かっていなかった
- 最初は無申告を言われた
- 次に個人的な支出の経緯を言われた
チュート徳井の言い分を宮根誠司は比較的擁護。「無申告というのは何もしてない」と悪意があったわけではないと言うことを強調。
[affi id=4]
2014年の発言で悪質と判断?
実はチュート徳井、2014年8月9日のラジオ「キョートリアル!コンニチ的チュートリアル」にて海外移住計画を明かしていました。
チュート徳井はその候補として4つの地域を挙げており、その最後であるドバイについてチュート徳井は以下のように語っていました。
- 治安が良いということは経済的にも豊か
- ドバイに関しては税金が一切ない
- 所得税、法人税、消費税、なんにもいらない
- 人も「金持ち喧嘩せず」で困った人を見たら助けてくれる
- ドバイは9割以上が外国人
- 何人であろうと浮かない
チュート徳井はこの時に所得税や法人税について言及。それがないから魅力に感じる、と言っているのに「無知であった」というのは考えづらい。
[affi id=4]
野々村真の会見をめった切りしていたが…?
チュート徳井は2014年7月19日放送のラジオにて「号泣議員」として当時大きく話題になった野々村竜太郎の号泣会見を酷評。
- ここ何年かテレビで見てあんなにびっくりしたんはあれぐらい
- あれエグいな
- 下手すぎるな
- 嘘つくならつくで、嘘考えとけよって思う
- メンタル弱すぎる
- 最初おもろかったけど見れば見る程腹立って
チュート徳井は野々村竜太郎の号泣会見を酷評。そんなチュート徳井がまさか1.2億円の申告漏れで会見をする立場になるとは…。
[affi id=4]
チュート徳井、会見がリアルタイムで放送されずに炎上
チュート徳井の1.2億円の申告漏れは2019年10月23日23時過ぎから会見を開くと言われていました。しかしチュート徳井の会見はリアルタイムで中継されず。
2019年10月23日23時台のニュースなどで会見がちょくちょくと出る程度。リアルタイムで放送をされないことにネットの一部では不満。また、チュート徳井の会見は吉本本社で行われたとのこと。
日テレでチュート徳井の会見が放送される
チュート徳井の会見は終わってから放送。2019年10月23日、日テレのNEWS ZEROにてチュート徳井は会見で以下のようにコメントをしました。かなりざっくりなので細かいところは間違っている恐れがあります。
- だらしなさ、怠慢によりましてしっかりとした納税をすることができず多大なるご迷惑をおかけして不快感を与えたことを申し訳なく思っています
- 1.2億という金額は)客観的に見てもとんでもない金額だなと
- (無申告について)納税の義務もわかっていた
- 税理士から決算の時期に申告をしろと言われた
- 納税の作業をやると言いながら、「やります」「よし明日しよう」と先延ばしにした
- どんどん先延ばしにしてのびのびになり、来年まとめて申告しようと
- 税理士から去年も払ってないと言われた
- 支払う意志はあるものの「想像を絶するだらしなさ」で3年経ってしまった
- (税理士の作業は)税理士に領収書を渡してもいなかったので作業できなかった
- (3年分まとめて支払うということについて)なんとなくいけるのかなていう感覚でした
- 納税に関する感覚が甘く、意識が低かった
- (ごまかすためでは?)ごまかそうとしてたんだと思われてもいたしかたない
- 払うべきものはしっかり払うというつもりでいた
- どうしようもなくルーズだったのでこのような結果になった
- 経費で落ちるか落ちないかは国税の人に完全に任せた
- (プライベートの洋服代について)洋服はどうしてもテレビの仕事などを私服でやるので落ちると思っていた
- (旅行代は)覚えていないではすまされないがはっきり覚えていない。何年前の段階で後の仕事になるという意識でレシートを税理士に渡していたのかも
- (税理士のアドバイスが有るはず)僕の怠慢でもっと密に相談するべきだった
- 2018年末に国税局の指摘があった
- 滞納して良いとは思っていなかったが認識が甘かった。指摘で改めて気付いた
- (国税局の判断に納得していない?)実際に3年無申告で僕が悪い
- (ごまかそうという気持ちは)なかった。
- (3000万円以上の納付は終わった?)2018年の12月に終わった
- (もうこの件は終わったと解釈?)やったことはやったこと。
- (ニュースを見た時)どんでもないことをしてしまったのが世間様に明るみに出てどういう反応されるのか正直怖い部分もありましたけどやったことはやったこと
- (会社は節税対策?)節税と言えば節税。でも正直よくわかってない
- 周りの人からのアドバイスで周りに習って作った
- 経理担当者はチューリップにはいない。自分だけ。
- 4年分は税理士に提出していた
- そこも正直ルーズになり申告の時期に領収書を渡していた
- 領収書は本当にざっくり
- 1億5700万円を一括で収めた
- ショックというよりは申し訳ないといういもちのほうが強い
- (家計簿のアプリのCMに出演も)実際はこういう怠慢なことになっていたのはご迷惑をおかけした
- 自分でも恥ずかしくて穴があったら入りたい
- 厳しい意識で税金というものに取り組んでいこうと思います。
- (このスーツは経費?)経費なんでしょうか。用意されていた。
- (今後について)できればお仕事を続けさせてもらえたらいいなあとは思います
- お客様が居ないとできない仕事
- その方々が徳井が出ていると気分が悪いと判断をされたのであれば仕事が出来なくなっても仕方ない
- 世間の皆様と僕を使って下さる方の判断かなと思っています
チュート徳井の会見は編集をされていたので細かい経緯がいまいちわからないものも。
[affi id=4]
チュート徳井の1.2億円に関してのネットの反応
チュート徳井は2018年12月に国税局の指摘を受けたとのこと。今回チュート徳井は所得隠しと申告漏れの指摘があったため、少なくとも国税局は所得を隠す「意図があった」と判断をしました。そんなチュート徳井のネットの反応に関してはこちら。
- 微妙なところだけど好感度がすべての世界では痛手
- 節税対策で個人事務所を設立してるのに申告作業はルーズ?
- ルーズさは言い訳が適当過ぎる
- 税理士もゆるっとしすぎだろ、もっと強く言えよ
- 普通の会社なら逮捕されるけど個人はセーフなの?
- ルーズじゃ済まないよ
- 税務署も随分待ったね?
- 謹慎処分しなけりゃ神経疑うわ
- 納める意志があるなら3年は超過しない
3年間無申告でいるのなら普通は国税局から電話なり書類なり来ると思うんですよね。1年無申告の時点ですぐ来るはず。人知れず廃業をするような細々として会社や業界ならまだそんなものかと国税局の人も思うかもしれませんが、チュート徳井は毎日のようにテレビに出てるわけですし。
国税局がそのあたり全く通知をしないのもよくわからない。そこもルーズさでスルーしていたのかもしれませんが…。しかし税理士についても居つからいつまで具体的に居たのかはわかりませんが、普通はもっとしつこく催促するはず。
仮に申告期限を過ぎてもなるべく早くどうにかしようとするはずですが…。そうしないと顧客を失うわけですし。そのあたりを「ルーズさ」で片付けているのが少し謎が残るというか、会見でもっと突っ込んで欲しかったなぁと。