谷津嘉章が義足動画や画像も公開で聖火ランナーに!糖尿病で右足切断から9ヶ月

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プロレスラーの谷津嘉章が糖尿病により右足切断をしてから9ヶ月。現在は義足をつけて走る動画や義足の画像などをツイッターなどにて本人が公開しています。聖火ランナーにも選出をされていますがオリンピック自体がどうなるのか…。

今回はそんな谷津嘉章の糖尿病による右足切断の経緯と現在装着している義足の画像や動画などについてみてみましょう。

谷津嘉章が糖尿病で右足を切断

出典:谷津嘉章ツイッター

谷津嘉章は35歳の時に糖尿病予備軍と診断。2018年5月には切断危機もありましたがその時は薬にて事なきを得ました。2019年4月になり右足に合併症が…。谷津嘉章によるとランニングを刷ると右足の人差し指に靴ずれからバイキンが入ってしまい、それが治らずに化膿して最終的に壊疽。6月に即入院。

ドクターが谷津嘉章に右足を切断すべきだと宣告。谷津嘉章の右足の状態はかなり悪く、「2、3日待っても良いよ」「その代わりあなたの足がどんどん短くなっていくよ」とまでドクターに言わしめる程。谷津嘉章もその言葉に危機感を覚えて翌日の25日に切断手術を断行。

結果として谷津嘉章は3時間の手術を経て右膝下7センチから下を切断。ちなみに半身麻酔であったため意識が有り、手術中の医師のやり取りも聞こえていたとのこと。最初は冷静であったものの、手術が当初の予定時間の2倍以上の時間かかったこともあり麻酔が切れてしまうのではないかと気にしてしまっていたとも告白。

2019年時点で聖火ランナーを目指していた

谷津嘉章は糖尿病の悪化による右足切断をした直後には年内に二足歩行で走る事を目標にリハビリに精を出しています。谷津嘉章が急ピッチでリハビリを頑張る理由は2019年7月2日に「谷津嘉章を2020年の東京五輪の聖火ランナーに起用」をJOC会長が推薦したため。

JOC会長は谷津嘉章の旧友。右足切断で絶望に陥った谷津嘉章を応援するという意図があったのは想像に難く有りません。元々谷津嘉章は1976年のモントリオール五輪に出場、1980年のモスクワ五輪の日本代表にも選出。

しかし日本はモスクワ五輪に不参加となり涙を飲みました。そのように幻のオリンピックという因縁もあり単純な友情だけではなく聖火ランナーにふさわしいと判断。そして2020年1月には谷津嘉章が3月29日に東京五輪の聖火リレーに参加することが決定しました。

義足の動画や画像を公開していた

谷津嘉章は2020年2月にツイッターアカウントを作成。そうして現在は糖尿病や義足に関することなどをツイートしています。谷津嘉章は2019年8月19日に型を取り26日に仮合わせ。そして手に入れた谷津嘉章の義足画像はこちら。

そして義足で歩く動画、走る動画なども多数公開しています。谷津嘉章は3月29日の聖火ランナーに向けて練習を2月15日から本格的に開始。その動画がこちら。

こちらは義足がない状態での歩いている動画。

こちらは野外での初ランニング動画。

現在はプロレス復帰も視野に

そして更に谷津嘉章は2020年3月18日には義足プロレスラーとして復帰をすることが明らかに。谷津嘉章の復帰戦は2020年6月7日のDDTビッグマッチ「Wrestle Peter Pan2020」にて。実は2019年7月、右足切断直後に「フック船長?いいな」などとプロレス復帰にも意欲。DDTビッグマッチの名前もピーター・パンと、フック船長が登場する物語の名前。

谷津嘉章が着用する義足はなんと日本初、プロレス用義足。2020年1月に義肢装具業界のリーディングカンパニー・川村義肢の社長と面会して作ってもらった特注品。重さは約2.2キロで現在も改良が加えられています。

ちなみに谷津嘉章は2020年になってからYoutubeチャンネルも開設。こちらでもプロレス復帰にあたって何らかの報告が近日中にあると思われます。

体重はかなり増減している

谷津嘉章は現役時代は120キロ。しかし2010年に一度引退してからはそこまで体格を維持する理由もなかったため97キロに。そして入院をした時は92キロとなり、糖尿病で右足を切断してからは87キロへ。

谷津嘉章がプロレスラーに復帰となると右足への攻撃、右足での攻撃はどのような扱いになるのかが少し気になる所。