G線上のあなたと私最終回の感想と個人的ハイライト

ドラマ

ドラマ「G線上のあなたと私」の最終回が2019年12月17日に放送されました。最終回の前にはメインキャストの一人、幸恵(松下由樹)が家出して終わっており最終回ではどうなるのかとヤキモキされていましたが…。今回はそんな最終回の感想などについてみてみましょう。

G線上のあなたと私の最終話

出典:ツイッター

最終話のタイトルは「私たちが二度と会わなくなっても」ザ・不穏☆。ダイジェスト動画はこちらとなっています。

色々あってようやく付き合うことになった也映子と理人(中川大志)。交際自体はうまくいったものの幸恵が旦那の態度にイラッときて家出

最終回の大まかな流れ

幸恵が家出をしたので二人で幸恵の家に向かう理人と也映子。幸恵の義母、旦那、子供と共に幸恵を迎えに。旦那がなりふり構わず幸恵を探し、素直に謝罪をしたことで幸恵の家出問題はスピード解決

しかし交際したての理人と也映子は破局。これは也映子が先のことを考えすぎてネガティブになったため。そんなネガティブ思考に陥った也映子を幸恵が叱咤

理人への思いを泣きながら吐露。それを理人本人が聞いて也映子が逃げ出す。追いかけて抱きしめ、それを見てテンションがあがる幸恵

ようやく素直になりくっつく理人と也映子。そして1年後…。理人の兄の元婚約者で理人の元想い人・久住眞於(桜井ユキ)が結婚することを也映子に報告。そして再び幸恵、理人、也映子の3人でバイオリン練習。

なお幸恵と也映子は上達しておらず練習しとけやと理人が激おこ。これは憧れのお姉さんな眞於さんが結婚することに苛つきがあったため。幸恵は現在は旦那とは良好な関係であることが伺えます。そして眞於さんの結婚式で幸恵、理人、也映子の3人はバイオリンを弾きますが出席者は音楽関係者ばかりであることに気づき動揺しまくりな3人

今まで披露する予定だった曲が不倫の曲ということに気づいたので直前にG線上のアリアに変更。プレッシャーをかけられつつも無事に演奏終了。無事に卒業して二人で住む部屋を一緒に探す二人。このときには敬語もすっかり抜けていてこなれた感。

個人的には終わった後にもう少し余韻をもたせて欲しかった…。完全に終わった!という間もなくいきなりドラマのDVDの話がぶっこまれたのがちょっと…。いやDVDの話とかあって良いと思うんですよ。でももう少しだけ間を置いて、ドラマが完全に終わったと脳が認識してから現実の話をして欲しかった。

ネットの感想など

最初は完全な悪役かと思ったものの良い味を出す幸恵の旦那。

いざという時に年齢で尻込んでしまうヒロインの也映子(波瑠)。速攻破局で幸恵さんも理解不能という反応。

恋愛あるあるの、今の関係を崩したくないからこそ踏み込めないという心境を吐露する也映子。

幸恵のリアクションが一々ツボにはまる。

めんどくせぇと言いながら也映子を抱きしめる理人の図。

やっぱり幸恵さんがナンバーワン!

年齢が離れていても共通の趣味なりがあれば友情ってありますよねえ…。

最後でG線上のアリアを演奏する理由が明かされて「そういう理由だったのか」と納得。最終回でタイトル回収は王道!

個人的ハイライト

G線上のあなたと私の最終回の個人的なハイライトは以下の通り。本当に個人的なもの。

  • 幸恵の義母が息子を叱咤し幸恵の味方に。
  • 最初はダメ亭主っぽさ全開の幸恵の旦那が素直に謝罪。
  • 理人を弟というスタンスで見てしまうと電話で言い訳する也映子を諭す幸恵
  • 「3人が良い」とやっぱり逃げる也映子を対面で諭す幸恵
  • 「深く繋がるって何ですか」「会えなくなるぐらいならそんなのいらない」と涙ながらに語る也映子。
  • 「めんどくせえ」と言いながら也映子を抱きしめる理人…の後ろで満面の笑みの幸恵。
  • 二人の姿が消えてテンションが上がりすぎて変な動きをしながら「今日眠れないかも」とあたふたする幸恵。
  • ずっと抱きしめてて落ち着いたのかお互い敬語になる也映子と理人
  • 「先のことはどうでも良い」とふっきれた也映子。
  • タイトル回収が直前でテンパった結果。
  • 二人で住む部屋を探している時にはもう関係がかなり進んで、当然のように未来の話を也映子がしており理人も敬語がぬけていた所。

正直「G線上のあなたと私」は幸恵さんの力が大きい。

音楽系の創作(特に実写)は演奏の腕が凄いという設定がよくありますが、そうすると説得力をもたせるのが大変なんですよね。ですがG線上のあなたと私は、演奏が主体ではなかったのでその辺りはドラマ的にはやりやすかったのかなぁと。

これで数年後に也映子や理人、幸恵の3人がプロとして活躍!というのはさすがに現実味がないのでそういうオチにならないで地に足のついた、現実的な終わり方で良かった。でもDVDとかの発表はもう少し後で良かった。エンドロールの後の映像見ようと思ったらCMぶっこまれた気分だよ!