河野太郎防衛相が「雨男」発言で何故か速報にされてしまう

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ツイッターなどでも度々話題になる河野太郎防衛相。2019年10月28日の政治資金パーティでの「雨男」発言が何故か速報レベルになっています。

河野太郎防衛相の発言を問題視したいという意志が見え隠れしているような…。今回は河野太郎防衛相の雨男発言についてみてみましょう。

河野太郎防衛相の雨男発言の経緯と流れ

出典:河野太郎防衛相ツイッター

河野太郎防衛相が「雨男」発言をしたのは2019年10月28日に東京都内で開いた政治資金パーティ「河野太郎と21世紀の日本を語る会」での事。河野太郎防衛相の発言の書き下ろしを動画の後に記述いたします。

今日は大勢の皆様にこのようにお集まりを頂きまして本当にありがとうございます。
つい一月ほど前に外務省から防衛省へ移りました。

(中略・防衛予算の日本と周辺国との差を5分程話す)

日本の国の平和と安全をどのように守っていかなければいけないのか。
しかも韓国と比べても国庫予算が厳しい。こういう状況の中でこれから日本の防衛をどのようにやっていくのか。それが大きな課題になっているわけでございます。

(上記動画で5:29頃から)

私はよく地元で雨男と言われました。私が防衛大臣になってから既に台風が3つ。その度に災害派遣、自衛隊の隊員が出てくれております。今自衛隊3万千人体制でこの災害、人命救助、給水、入浴支援、あるいは道路の警戒。災害廃棄物の除去。そういうのに隊員があたってくれております。

(以下略)

河野太郎防衛相の雨男発言については自衛隊の活動を労う前に発言をした形。河野太郎防衛相は台風を軽く見ているというわけではなく、そのように大変な災害で活動してくれている自衛隊の待遇を改善しなければいけない、という話になっています。

速報扱いになってしまう

河野太郎防衛相の雨男発言はテレビ朝日の報道ステーションでは何故か速報扱いで「自分はよく雨男と言われたなどと発言しました」と大々的に報じられました。

ちなみに河野太郎防衛相の発言については2019年10月28日の18時過ぎ。報道ステーションで速報とされたのは22時。速報とは一体…。

賛否が分かれる発言というのは百歩ぐらい譲ればまだわからないでもないですが、わざわざ速報として大問題かのようなニュアンスにするのはちょっと意図を感じてしまいます。

それにしたって「雨男」発言はあくまでも自衛隊の苦労を語るための枕として台風が3つ発生したとし「その度に自衛隊が対応してくれた」という事を言うためなので問題にはならないとは個人的には思いますが。

雨男というのを完全にウケ狙いのジョークで言っていたなら批判はされるべきでしょうけども、話の流れを見るととてもそうとは思えません。

河野太郎防衛相の雨男発言に対するネットの反応

河野太郎防衛相の雨男発言については今後どのような形で報じられるのか…。ネットの反応は以下の通りになります。

  • この発言で言葉狩りが発生するのか
  • 不謹慎な意味で言ったとは思えないけど
  • これを速報する意味ある?台風被害の現地報道すれば?
  • あくまでも掴みの小話だし問題はないと思うけど
  • 速報する意味はまったくないと思った
  • 雨男の下りが必要とは思わないけど批判されるほどのものでもない

ちなみに河野太郎防衛相は2019年10月27日に自衛隊員の宿泊の様子をツイート。このあたりで待遇改善が必要だと実感したのかもしれません。

実際の所、河野太郎防衛相が自分のことを「雨男」と発言する下りは要らない部分ではありますけど、意味のある言葉だけ綴るのもなぁと個人的には思います。