角居勝彦が逮捕で調教停止。引退し天理教の仕事をすると1月に決断

もともと母親の天理教の仕事を継ぐために
2021年2月には引退をすることを
発表していた調教師の角居勝彦

2018年7月6日未明に
道路交通法違反容疑で
現行犯逮捕をされていました。

角居勝彦の逮捕により
天理教の仕事を継ぐための引退も
もしかすると早まってしまう恐れも…。

今回は角居勝彦の逮捕と
引退をして天理教の仕事を
継ぐとしていることについて
みてみましょう。

 

■角居勝彦について

名前:角居勝彦(すみい かつひこ)
生年月日:1964年3月28日
出身:石川県金沢市

角居勝彦は1982年に高校を卒業。
グランド牧場で勤務をして
馬に初めて触れます。

競馬場にいる馬の行動を
実際に見てみたいという気持ちが強くなり
3年間勤務をして競馬学校へ。
そして1986年10月には中尾謙太郎厩舎、
田国英厩舎で調教助手を務めます。

その後角居勝彦は2000年、
36歳の時に調教師免許を取得し
1年ほど様々な世界をみて2001年に開業。
2002年には東京スポーツ杯
2歳ステークスのブルーイレヴンで
重賞競走初勝利。

その後はデルタブルース、カネヒキリ、
ウオッカ、ヴィクトワールピサなどを
送り出し、2011年から2013年までは
JRA賞最多勝利調教師を獲得する
トップトレーナーに
角居勝彦はなっています。

■角居勝彦の逮捕

そんな角居勝彦が
2018年7月6日午前0時5分頃に
滋賀県草津所が
道路交通法違反容疑で現行犯逮捕。

角居勝彦は容疑を認めており
2018年7月6日午後に釈放されました。

角居勝彦はワゴン車と
衝突事故を起こし
その際に呼気から基準値である
0.15ミリグラムを超える
0.18ミリグラムのアルコール分が検出。

角居勝彦は前述のように
名馬ウオッカを手がけています。

そのウオッカは
2017年5月22日には
フランケルと交配されて
6番目の子供を産んだばかり。

ウオッカにあやかって
しまっていたのでしょうか。

角居勝彦の逮捕によりJRAは
裁定委員会の議定があるまで
角居勝彦の調教を停止。

角居勝彦の厩舎所属の6頭の馬は
中竹和也厩舎に転厩して
そちらに所属の馬として
レースに出走をするとのこと。

■角居勝彦は引退し天理教を継ぐことを1月発表

角居勝彦は2018年1月には
2021年2月末に調教師を
引退することを発表していました。
理由は母親の体調がすぐれないため。

角居勝彦の祖母の代から
天理教の仕事を家業としており
母親が体調を崩し、
天理教の協会に通えなくなったため
1年間考え抜いて
引退という決断に至ったとしています。

比較的早い段階で天理教を継ぐため
引退をする発表をしたのは
角居勝彦の厩舎は馬を
早い時期に預かることが決まるため。

■おわりに

角居勝彦は2018年7月2日に
都内でトークライブを行っていました。

その際に角居勝彦は
引退理由について
以下のように詳しく語っています。

「幼い頃から天理教の活動をしていた」
「馬を助けているのに
祖母が作った信者さん、
人を助けることはしないのかと
葛藤があった」

角居勝彦が引退を早めに発表したのは
当歳(生まれた年の馬)を預かるのが
決まっていたため、
その馬のクラシックまで
責任を取るために2021年に
引退を決めたとのこと。

そのようなことを考えると
角居勝彦が道路交通法違反で
逮捕をされても
引退が早まるということは
無さそうではありますが…。

馬主にとっても角居勝彦が
天理教を継ぐため
引退というのはわかっていても
3年後の話と思っていたわけですし
今回の逮捕は寝耳に水。

JRAがどのような処分を下すのかに
注目が集まっています。