雅子さまが愛子さまを極秘で天皇教育?近代以降初の女性天皇へ

皇室

雅子さまが愛子さまを極秘で天皇教育を施しているとの話が実しやかに囁かれるようになりました。2019年は天皇陛下の即位に伴い様々な行事が大々的に行われ、特に10月の即位の礼の際にはまるでファンタジーかのように虹が皇居の辺りにかかるなどで大きく話題に。

そして2019年11月14日には天皇陛下の一斉に一度の大嘗祭も行われます。そのように新時代の幕開けを大々的に祝ってもいますが一方で不安視されるのが後継者問題。そのため雅子さまが極秘で愛子さまに万が一に備えて天皇教育を施しているとの情報が…。

もしも愛子さまが時代の天皇陛下となると近代以降初の女性天皇となります。今回はそんな雅子さまが愛子さまを万が一の時に備え、女性天皇として祭り上げられても問題のないように天皇教育を施しているという話についてみてみましょう。

雅子さまが愛子さまを女性天皇に教育か

出典:ツイッター

雅子さまが愛子さまに天皇教育を施していると言われたのは2019年10月22日の即位の礼での出来事が原因となっています。愛子さまは即位礼正殿の儀には未成年であるため出席せず。しかし愛子さまは両陛下が赤坂御所と宮殿を往復する姿のお見送り、お出迎えをなさっていました。

そして実際に愛子さまは即位礼正殿の儀は御所のテレビでしっかりとご覧になっていたとのこと。天皇陛下は儀式にて即位の宣明をなさっていましたが将来、愛子さまがそれをなさる可能性もあります。

そのために雅子さまが事前に見ているようにお伝えになっていた可能性があるということで雅子さまは愛子さまに天皇教育を施しているとの見方が。

雅子さまが愛子さまになぜ天皇教育を施したか

雅子さまがなぜ愛子さまに天皇教育を施しているのか。これはひとえに最近の世論が女性天皇・女系天皇を容認する見方が強くなってきているためです。雅子さまはもともと民間出身でキャリアウーマン。一時期は病気にてお体の調子が悪かったのは周知の事実。

そして当時は皇太子であった天皇陛下が「雅子のキャリアや人格を否定するような動きがあった」と仰って大きく問題になったこともあります。そのように、宮内庁では保守的な考えが強く、今までは愛子さまが次代の天皇になる可能性は現実的ではありませんでした。

しかし昨今では頻繁に女性天皇・女系天皇を認めるべきではという議論が頻繁に話題になります。そのために雅子さまは愛子さまの事を将来を考えて天皇教育を施しているのではと語る人物が…。

「雅子さまは民間から皇室に入られたため、様々な思惑が皇室を巡って渦巻いているということを身を持って理解をしています。このままでは愛子さまが望もうと望むまいと女系天皇容認派に祭り上げられてしまうのではと危惧を抱いたのでしょう。今後どうなるかは不明ですが備えることは出来るという意味で天皇教育を施しているのでは」

つまり雅子さまは愛子さまをどうしても女性天皇にしたいというわけではなく、自分の意志に反して女性天皇にと祭り上げられかねない自体であると危惧し、そのような状況になった時に対等に渡り合えるようにという親心の可能性があるというわけになります。

そもそも女性天皇と女系天皇とは

そもそも女性天皇と女系天皇とは違いは何か。女性天皇とはその名の通り肉体的な性別が女性の天皇。女系天皇とは「母親が皇族で父親が民間人」である天皇ということになります。まずここで明らかにしておきたいのが、そもそも女性天皇は今までにも存在したということ。

第33代推古天皇592年628年
第35代皇極天皇642年645年
第37代斉明天皇(皇極天皇が再び即位)655年661年
第41代持統天皇690年697年
第43代元明天皇707年715年
第44代元正天皇715年724年
第46代孝謙天皇749年758年
第48代称徳天皇(孝謙上皇が再び即位)764年770年
第109代明正天皇1629年1643年
第117代後桜町天皇1762年1770年

女性天皇は10代で8方。女性天皇はいずれも男系天皇。寡婦、もしくは未婚です。そもそも天皇陛下の皇位が「なぜ男系で継承されていたか」について明確な理由はありません。

しかし伝統というのは「長い間そうであった」という事それ自体が重要。男系天皇というのはつまりは「父親をたどれば必ず神武天皇に行き着く」(神話も含めればイザナギ大神とスサノオまで)という事です。

日本の皇室は現在も万世一系の最長記録を更新中。また、実際に現在の皇室規範でも第一条で「皇位継承資格は皇統に属する男系男子のみ」と明確に記されています。

女系天皇が危惧される理由

まず男系の女性天皇自体については現在の皇室規範とは相容れません。しかし過去に実例があることからこちらの皇室規範の改正のハードルは低いと言えます。

実際に「男系男子」と記載された理由については、明治時代には女性の存在しない、陸海軍のトップに天皇陛下が就いていたので男性である必要があっただけ。

そのため現在は男系であるのならば男性でも女性でもあまり問題はありません。もちろん保守派は反対をしていますが。しかしこの反対の理由で一番大きいのが「女性天皇が誕生すれば女系天皇への道につながる」と言う考え。

つまりは一度改正のハードルを下げたのなら又すぐに改正されてしまうであろうという事を危惧。女性天皇自体を頑なに反対するわけではありません。なぜなら女性天皇を否定すると歴史を否定してしまうことになるからです。

そして女系天皇が許されてしまうと今までの万世一系であることが崩れてしまい天皇と言えるのかという事を恐れているというわけです。

天皇教育は愛子さまの万が一への備えだが…

最近では女性天皇や女系天皇を認めるかというアンケートなどが度々行われています。こちらはそもそも皇室の方の絶対数が少なくなっており、安定的に皇位が継承出来るのかという疑問が出てきたため。

天皇陛下が退位なされて皇位を継承したため、今後は皇位の継承のスパンが短くなると予想されます。ただでさえ皇室の方が少ないため、いざ継承をする時期になっても皇位継承権を持つ皇室の方が幼かった場合などに問題が生じます。実際に現時点で平成以降に誕生した男系男子は悠仁親王のみ。

そのため退位のスパンが今以上に短くなった場合など、何かがあった場合に愛子さまが即位をする可能性は十二分にあります。そのようなことになった場合に対等に渡り合えるようにと雅子さまは愛子さまに天皇教育を施している可能性が濃厚。

しかしここで気になるのが、女性天皇や女系天皇を認めるという意見は6-7割などと多いものの「女系天皇の意味は知らない」という人が5割以上なこと。女系天皇の意味をしっかりと理解すると女系天皇に賛成をするのか反対をするのか…。

中途半端に「男系であるなら女性天皇も認める」と皇室規範を改正すると、暫く後にまた女性天皇の子供は何故駄目なのかなどという声が大きくなりそうです。