サンデーモーニングでコロナの解説をしていた外交評論家の岡本行夫がまさかの新型コロナウイルスの感染により死去。2020年2月には家族(母親)が105歳でまだまだ元気だと語っていましたが…。また、元嫁はヴァイオリニストの佐藤陽子です。
コロナの陽性という報道がなく、既に4月に亡くなっていたとのことで衝撃が走っています。今回は岡本行夫がコロナで死去した事、サンデーモーニングでコロナの解説をしていた事などについてみてみましょう。[affi id=4]
岡本行夫がコロナで死去
出典:サンデーモーニング
岡本行夫が新型コロナウイルスにより死去していた事が明らかになったのが2020年5月7日23時頃の事。岡本行夫は2020年4月初旬に発熱して数日後に入院。
入院をしてからも最初の数日は仕事をしていましたが容態が急変。そして4月下旬に新型コロナウイルスに感染して74歳で亡くなっていたと報じられました。
岡本行夫はサンデーモーニングに出演
岡本行夫は外交評論家としてサンデーモーニングに出演。実際に3月22日放送の黒板解説を岡本行夫が担当。「新型コロナで深刻な米国経済」と語っていました。その時の動画がこちらとなります。
コロナを解説していた岡本行夫がまさかコロナで亡くなるとは…。しかし4月下旬に亡くなり5月7日に明かされるというのも少々意外。発症すら公表しなかったというのは一体どういうことなのか。
岡本行夫について
名前 | 岡本行夫(おかもと ゆきお) |
生年月日 | 1945年11月23日 |
出身 | 神奈川県 |
岡本行夫の政治的なプロフィールは昭和43三年に一橋大学自経済学部を卒業して外務省へ。そしてOECD日本政府代表部経済局、北米局、ワシントン日本大使館参事官、安全保障課長、北米第1課長等を経て、1991年に退官。
1996年11月には沖縄担当内閣総理大臣補佐官となり2001年9月には小泉内閣の外交ブレーンに。それ以降は前述のようにサンデーモーニングなどにも出演をしていました。[affi id=4]
岡本行夫の家族などプライベート
岡本行夫の母親は岡本和子。2013年には自費出版のエッセー集「難波の夕焼け」を出版。この時に東京大空襲により都内の自宅が全焼し、神奈川県藤沢に移住。そして岡本行夫ら3人の子供を育てたことなどを明かしています。また、岡本行夫の父親も農林省の役人。
岡本行夫はそうして神奈川県藤沢市で育ち、湘南高校に進学。岡本行夫は39回生であり当時は既に共学にはなっていたものの女子比率はとても少なめで50人のクラスに7人ほど。ちなみに一橋に進学をしますがその時は全学部で女子が600人中1人とかなり極端な比率。
岡本行夫は高校時代はサッカー部で2年の秋にやめています。また、岡本行夫は3人兄弟の真ん中であり兄も弟も湘南卒。そしてふたりとも東大に進学。岡本行夫は当時はよく反戦デモに参加をしていたとの事。兄は三井物産、弟はNYで国際弁護士とエリート一家な家族であったりします。
岡本行夫の母親である和子さんは湘南高校が気に入って自分も1987年に通信制に入学。つまり岡本行夫にとって母親は後輩。当時母親は73歳で卒業式では総代として答辞を読み、玉川学園の大学の教職課程に生き教員を目指すほどアグレッシブ。
…ただし80歳(当時)であったためか受け入れてくれる実習先がなかったので教員は諦めたとのこと。しかし2020年2月時点で岡本行夫の母親は105歳。まだまだ元気。
岡本行夫にはヴァイオリニストの元嫁・佐藤陽子が
出典:佐藤陽子 デビュー50周年記念コンサートチラシ
岡本行夫には結婚歴が。元嫁はヴァイオリニストの佐藤陽子。二人はパリで知り合い24歳で恋愛結婚。しかし佐藤陽子は1977年に雑誌の対談で知り合った芸術家の池田満寿夫と親交を深めて1979年に離婚。
佐藤陽子と池田満寿夫は1980年1月に結婚披露パーティをしますが籍は入れていません。実は池田満寿夫は21歳の時に10歳ほど年上の女性と結婚。既に破局をしているものの相手の女性は宗教上の理由で離婚を拒否。
そのため事実婚として1997年3月に池田満寿夫が63歳で急性心不全にて急逝するまで二人は同居をしていました。ちなみに佐藤陽子本人は2020年にもクイズ!脳ベルshowに出演をしています。
岡本行夫の死去に関するネットの反応
- ききやすい話し方、わかりやすい解説だった…
- この前までサンモニ出演してたよね?陽性報道どころか死去報道とかびっくりだよ…
- テレビで拝見していた時にはフェアな発言をしてくれる方で好きだった。残念です。
- サンモニ共演者は大丈夫なのかな
- いくらなんでも急すぎる。改めてコロナの恐ろしさを知った。
- 政界に近いところで死者が出てしまったか…。
- よくテレビで見る人が亡くなると改めて怖くなるな
- 正論を冷静に述べる紳士という印象だった
岡本行夫の突然の死去には大阪市長の松井一郎や国民民主党代表の玉木雄一郎も驚きのツイートをしています。
外交評論家の岡本行夫氏が死去 新型コロナウイルスに感染 | NHKニュース https://t.co/nS71nVx7ZV岡本さんには、日本維新の会の外交政策について様々な御指導頂きました。昨年末に一緒に楽しく酒を酌み交わしたばかりなのに残念です。御冥福をお祈りします。
— 松井一郎(大阪市長) (@gogoichiro) May 7, 2020
驚きました。心からご冥福をお祈り申し上げます。大変お世話になりました。残念でなりません。
外交評論家の岡本行夫氏が死去 新型コロナウイルスに感染 | NHKニュース https://t.co/pm0riIPmLj
— 玉木雄一郎(国民民主党代表) (@tamakiyuichiro) May 7, 2020
サンデーモーニングでよくご一緒しました。最後は3月、赤木俊夫さんの手記公開直後。「私も長いこと役人でしたが、文書と記録は役人の命。不利なことをなかったことにするのはありえない。赤木さんの死に、粛然と対応してほしい」。そう語っていました。まだ実感がわかない。https://t.co/fZVjf5O7j1
— 安田菜津紀 (@NatsukiYasuda) May 7, 2020
速報:外交評論家の岡本行夫さん(74歳)が新型コロナウイルスに感染して死去。外交官出身で、現実的で適確なコメントのできる仲間だった。御冥福をお祈りする。一日も早いワクチンの開発を期待したいが、臨床例を蓄積してアビガンの早期承認もお願いしたい。
— 舛添要一 (@MasuzoeYoichi) May 7, 2020
岡本行夫が新型コロナで死去はなんというか心の準備が出来ていない感じがします。陽性となって入院という報道も無く突然でしたので…。しかもサンデーモーニングで新型コロナの解説などもしていたわけですしね。
また、2020年2月には春陽堂書店のWEB新小説「スーパーフィッシュと老ダイバー」を執筆して掲載。5月1日に第4章がアップロードされるなど新たな分野にもチャレンジしていました。