大村健一はSupreme販売会社の取締役で薬で逮捕

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大村健一が薬の所持で逮捕された事が明らかになりました。彼は人気ファッションブランドSupreme(シュプリーム)の販売会社の取締役。(このあたりはちょっと微妙な表現ですが)Supremeは多くの芸能人に愛されて様々なコラボもされているブランド。

大村健一の薬の所持での逮捕で今後Supremeはどうなるかが注目されています。今回はSupremeの販売会社の取締役である大村健一の薬での逮捕と経歴についてみてみましょう。

大村健一が薬の所持で逮捕

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大村健一(52)が逮捕をされたのは2020年12月18日の深夜。逮捕容疑は港区東麻布市のホテルの待合室で覚醒剤およそ1.1グラムを所持していた疑い。

現行犯逮捕であり大村健一は「自分で使うために持っていた」と容疑を認めていることが明らかになっています。なぜ大村健一が目をつけられたかと言うと、路上で警察官と遭遇した際に突如ホテルに入るという不審な行動をしたために職務質問。その結果、大村健一のポーチの中から覚醒剤1.1グラムが発見されて御用となりました。

大村健一はSupreme販売会社の代表取締役

まずSupremeはジェームスジェビアが1994年4月にニューヨークのマンハッタン、ラファイエット通りに設立したスケーターブランド。場所はこちら。ただし2019年9月には閉店して25年の歴史に幕を閉じたとの情報が。

そして大村健一は渋谷のインポートブランドの輸入代理店、有限会社ワングラムの代表としてSupremeの正規代理店となって日本で本格的に販売を開始。

2017年8月には大村健一の有限会社ワングラムはSupremeの立ち上げをしたジェームス・ジェビアの会社に合併するという事が発表されました。

具体的には株式会社Supreme(ジェームス・ジェビア代表)と有限会社ワングラム(大村健一)および株式会社ワークアウトプロジェクト、株式会社シュプリーム・オオサカの合計4社が解散。代表取締役がジェームス・ジェビアのKMD株式会社の合併という形。

このKMD株式会社は2017年6月に商号を「KMD株式会社」として取得し、2017年10月10日に「株式会社Supreme」として商号を変更。

Supreme

実際に上記画像の法人登記簿を見ると「役員に関する事項」で取締役にジェームス・ジェビアと並んで大村健一の名前が書いてあるのがわかります。少なくとも大村健一は2017年10月1日に取締役に就任。

つまりは元々大村健一は正規代理店ワングラムの社長であったものの2017年には正式に株式会社Supremeの取締役に就任しているので単なる販売会社社長とは言えない関係になっています。実際にSupremeは世界に12箇所直営店がありますが日本に半分の6店舗が存在。

更に東京に3店舗なので東京で代理店の代表だった大村健一は重要な位置にいたという事に。また、ラファイエット通りのSupremeは閉店しましたがほど近いバワリー通りのジャーマニア銀行ビル1Fに店がオープン。

窓から見えるSupremeロゴの存在感よ…。また、2005年には裏原系のデザイナーの経営相談役の男性が税務調査を受けて2003年までの5年間で4億円以上の所得隠しを指摘されていました。

この男性は裏原宿系アパレル会社数十社に相談をされていた事もあり、ノーウェアやソフ、ワングラムなどの裏原系アパレル会社側も修正申告をしたというニュースが存在。

大村健一の薬での逮捕まとめ

  • 大村健一はもともとSupremeの販売代理店ワングラムの社長。
  • 2017年にワングラムは解散し株式会社Supremeとなり大村健一は取締役に。
  • 世界に展開するSupreme店舗の半数が日本にあった。

ちなみに大村健一の事に関しては窪塚洋介も実は言及した事があります。窪塚洋介のサイト「卍LINE」の2017年のインタビューにて以下のような記述が存在。

マガチン周りにいた仲間たち全員。例えば*ワングラムSUPREMEの大村くんとか加倉井の純くんとか、Kダブシャインとかその辺の周囲にいた人たち。裏原も。これでブラックミュージックとファッションとのつながりが出来るようになるんです。

これは窪塚洋介が19歳の時にHECTICのマガチンとの出会いが無かったら今の自分はいないと語っているという流れでの発言。また、窪塚洋介はSupremeの古参ファン。まだニューヨークにお店が1軒しか無かった時に連れて行ってもらったという事も明かしています。しかし意外にもコラボ未経験。

HIKAKINは過去にも何回かSupremeの動画を配信した経験があるのに窪塚洋介がコラボ未経験というのは正直意外。

しかし元ワングラム社長の大村健一が薬の所持1.1グラム所持で逮捕とは…。(およそワングラム所持ってとても言いたい)というか1グラムって薬の所持量としては結構多い気がします。

大村健一はワングラム時代ならまだしも、現在は単純なSupremeの販売会社の社長とは言えない気がしますので、Supremeがどのような判断を下すのかが気になる所。

また、2020年11月には「ザ・ノースフェイス」などの親会社であるVFC(VFコーポレーション)がシュプリームを21億ドルで買収する契約をしたばかり。

主要なメンバーはブランドに残るとの事で、VFCのCEOは「買収後も干渉したり何かを変えたりするつもりはない」と言ったコメントをしています。今回の大村健一の薬での逮捕で干渉を強めることになるのでしょうか…。