大澤昇平特任准教授がツイート炎上で東大・証券・出資社を激怒させてしまう

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大澤昇平特任准教授が絶賛炎上中。大澤昇平は東大の最年少准教授というプロフィールで様々な事を語っていましたが「中国人は雇わない」というツイートでの炎上の結果、東大サイドが特定短時間勤務有期雇用教職員(特任准教授)と微妙に肩書を訂正しました。

更には大澤昇平の会社に出資をしていた株式会社リミックスポイントが激怒。見解をお知らせで出すほどの騒動に…。今回は大澤昇平特任准教授の炎上とその後の本人の対応、東大や出資をしていた会社が激怒して起こった対応についてみてみましょう。

追記

大澤昇平が謝罪ツイートをしました

大澤昇平特任准教授の炎上経緯

出典:大澤昇平特任准教授ツイッター

大澤昇平特任准教授の炎上の経緯は「(大澤昇平の経営する)Daisyでは中国人は採用しない」とツイートをしたことが経緯。大澤昇平の問題発言ツイートの一部はこちら。

大澤昇平特任准教授はこれ以外にも反論で過激な意見を連発。

これはそれよりも前の発言。

また、給料未払い疑惑も何故か勃発。大澤昇平特任准教授の会社は過去にICOで資金調達をしていると語っていましたが…。ちなみに大澤昇平特任准教授は松尾豊研究室博士課程修了。ただし大澤昇平特任准教授のディープラーニング用のFacebookアカウントには「当ページの運営には、松尾研究室は関わっておりません」と記述されています。

大澤昇平特任准教授のツイートに東大は…

この大澤昇平特任准教授の一連のツイートに東大は激怒。声明文を出しています。東大の声明文の要約は以下の通り。

  • SNSで東京大学の特定短時間勤務有期雇用教職員(特任准教授)による複数なされた。
  • 書き込みは個人または兼務先組織に関するもので東大とは関係がない。
  • 東大は国籍や性別年齢などで差別されることのない事を保障している。
  • 全ての人に開かれた組織であることを保証しており書き込みは遺憾。
  • 不快に感じられた皆様にお詫び申し上げます。

 

ちなみに今までは東大最年少教授という肩書を使っていましたがこの見解を受けてか東大最年少准教授(特定短時間勤務有期雇用教職員)という肩書に。過去にはこのようにツイートもしていましたが…。

出資していたリミックスポイントも激怒

大澤昇平特任准教授は現在下記のツイートを固定。これは大学に問い合わせをしても無駄であるものの、こちらがDaisyの株主であるため問い合わせはこちらだと自ら誘導した形。

しかしその結果、リミックスポイントも激怒声明。こちらも要約すると以下の通りとなります。

  • 当社の出資先の代表者がSNSで不適切な内容の投稿を行った。
  • 代表者個人のもので当社グループの活動とは関係ない。
  • 当社グループはグローバルに展開しており多国籍の人財が活躍。
  • 投稿は当社グループのビジョンと見解とは反するもの。
  • あくまでマイノリティ出資であるが代表者から意見を聴取して事情を調査・確認したい。
  • 投稿は誠に遺憾。深くお詫び申し上げます。

マネックス証券もブチ切れる

更にマネックスグループは今まではAI・ブロックチェーン人材の育成を目的として東京大学大学院情報学科に寄附をして「情報経済AI ソリューション」の公開を2019年7月に発表してました。

しかし今回の大澤昇平特任准教授のツイートにてマネックスグループは激怒。大澤昇平特任准教授の価値観は受け入れがたいとして大澤昇平特任准教授の口座に対する寄附を停止と発表。こちらはマネックス証券の代表取締役社長兼持株会社マネックスグループのCOOのツイート。

本来2019年9月から24年3月までの講座がマネックスグループの寄附停止により講座はもう開かれないのかもしれません。

それでも諦めない大澤昇平特任准教授

大澤昇平特任准教授はこのような対応を受けて弁明ツイートをしています。一応ツイートを全て貼り終えた後に乱暴な要約をします。

大澤昇平特任准教授の弁明ツイートは長いのですが要約すると以下の通り。赤字は個人的な感想です。

  • 東大とは取引先も分けている。あくまでも私企業の採用方針。
  • 東大が差別を行ったと誤解されて拡散された(普通に発言自体が炎上していた)
  • 二次的に多くの人物に嫌がらせが発生した。
  • 差別扇動であり差別を助長するもの(個々に採用方針があるのは私企業の自由であるとは思うもののその理由が明確とは言い難い気がします)。
  • 今回の採用基準が統計的差別にあたると認定されたら企業の書類選考は全て不当となるのではないか。
  • 今回の対応は慎重に検討して協議の上発表する。
  • 組織として発表するので個人の発言は鵜呑みにしないで欲しい。
  • 不当な数のテロリズムに屈するつもりはない(束になって連絡したら何か動いてくれるかもしれないとリミックスポイントの問い合わせを自ら固定ツイートにしていたのは…?)

フィッシングサイトの見分け方でも炎上

大澤昇平特任准教授は結構メディアに出ている人物。炎上のさなかに宣伝(?)ツイートもしています。

そして2019年11月6日放送の番組で大澤昇平特任准教授が語った「信頼できるサイト」の見分け方が誤解を招くとして炎上したばっかりであったりします。

凄い乱暴に言うと、カギアイコン(SSL)をつけるのは現在はどんなサイトでも容易。多くの普通のサイトも不正サイトもほとんどカギアイコン(httpsから始まる)。しかし一般的な認知度は低く、東大の先生が90%安全と言ったら現在は安全指標にならないのに逆にそれを鵜呑みにしてしまう恐れがあるとして炎上。

大澤昇平特任准教授の炎上に対するネットの感想

この発言もあったばかりなので大澤昇平特任准教授の旗色はかなり悪め。ネットの感想は以下の通りとなります。ただ、今回のことに関しては意見が別れている印象。

  • もともとダメな発言をよくする人だったんですね。これは東大からすれば貰い事故になるのかな・・・
  • コメントとして言う必要は無かったと思う。
  • AI関連企業でしょ。技術を盗まれる可能性を少しでも潰すことを考えれば、外国人の採用に二の足を踏むのは当然だと思う。
  • ちょっとイキりすぎたね。そろそろ再起不能になるんじゃないかな
  • 手がつけられないと言われていたようだし、東大もこれで切れるのでホッとしているんでは
  • なぜわざわざ表に出す必要があったのかわけが知りたい
  • 思っている事を発言すること自体が企業の顔としては不適切そのもの。むしろ会社を意図的に潰したかったとか?
  • 講座が無くなれば、ご自慢の特任准教授という肩書きも外されるんじゃなかったっけ。

個人的にはSSLなら90%安全発言のインパクトが大きい。90%なら安全だな!と思うか10%も危険なサイトあるのか…というのは人それぞれだと思いますが、そもそもフィッシングサイトの見分け方をレクチャーする対象ということはほぼ知識がない人が対象だと思うんですよね。

そういう、危ないサイトに対する判断基準が0%の人に90%安全だよ、と東大の偉い先生がお墨付きを与えたらよし、90%安全だな!と思う人の方が多いでしょうし逆に危ないなと。安全なサイトか危険なサイトかの判断にカギアイコン無関係ですからね。少し知識のある人なら10分で新しいhttpsサイト作れますし。その程度のものを90%安全というのは逆に危ないなぁと