古市憲寿が小山田圭吾に関する件で誤解とツイートも無理がある

古市憲寿

大問題となっている小山田圭吾の過去のいじめ問題。いじめという言葉で生ぬるすぎるとの意見もありますが、この件については一歩引いた立場からコメントを出す人もいます。

その一人が社会学者である古市憲寿。とあるツイートで古市憲寿は炎上をしてしまうのですが、多くの人は古市憲寿のあるツイートを小山田圭吾の問題に関するものだと認識。しかし古市憲寿はそうではないと説明をします。

ですが話の流れ的に苦しい言い訳であると認識する人のほうが多いようで…。今回は小山田圭吾の問題について古市憲寿がコメントをしたとされたツイート、古市憲寿の説明についてみてみましょう。

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目次

古市憲寿のツイート

古市憲寿

出典:古市憲寿ツイッター

古市憲寿が炎上したと自分で語ったツイートについてはこちら。

古市憲寿はこのツイートで炎上をしたと主張をしています。古市憲寿の説明によるとこちらのツイートは小山田圭吾の問題ではなく「友達が結婚するのでそのお祝いメッセージ」であるとの事。

そうは言われても結婚のお祝いメッセージで「どうせ謝らなくても怒る人は結果的に無視するのが一番良い」という意味はお祝いというのは最適なのだろうか。

確かに人付き合いのコツとして相手が自分の思い通りにいかないと嘆くよりは受け入れたほうが楽という意見はわからないでもありません。

しかしそういうのって結婚をした上司などが言えば「人生の先輩からの意見だ、タメになる」となる気がしますが、古市憲寿は自分から結婚(恋愛)についてかなり否定的なスタンスをとってきた人物。独身である古市憲寿が言っても説得力が…。

だからこそ「結婚の正体を探して」という記事などを書いてもいるわけです。しかし本当に友人に向けて結婚へのメッセージであるのならそれこそ友人への個別メッセージにするか、最初に「友人が結婚することになったので言葉を贈ります」などの文章を入れたほうが良かったのかなと。

多くの人が反応した別のツイート

古市憲寿は以上のように炎上したツイートについてはそちらを重視しています。ですが一部で大きく話題になったのはそちらのツイートではなく次のツイート。

このツイートは古市憲寿の「謝らなくても怒る人はどうせ怒るから無視が最適解」というツイートにメンタリストのDaiGoが反応して「裁判でもすれば良い」とツイート。そしてそれに再び古市憲寿が反応して「裁判を起こすには頭とお金がいる」とツイートをしたというものになります。

どちらかというとこちらの「頭」という表現に反応した人が多く、実際にRT数やいいねの数と比べると以下のようにリプライの数はとても多くなっています。

古市憲寿ツイ

スクショの撮影時点でRT数は1/5、いいねに至ってはおよそ1/12ですがリプライ数は1/2とリプライ数はものすごい事になっているのがわかります。「裁判を起こすにはお金がいる」の方がよく聞く表現ですし自然な気がするんですよね。後は「金と時間もかかる」とかでしょうか。

ここであえて「頭」という表現を使った事から「批判している人を頭の足りない人呼ばわりしているのか」という意味と捉えた人が多くて一部で話題になりました。…さすがに障害者を揶揄したものではないと思いますが。

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炎上に気づくまで

古市憲寿は炎上に気づいたのはツイートをしてからおよそ44時間。その間もいくつかツイートをしており、炎上に気づいたというのはタイムラグがあります。古市憲寿のツイートの時系列は以下の通り。

  • 7/17 00:06:「謝らないで無視するのが最適解」
  • 7/17 01:11:「裁判を起こすには頭とお金がいる」
  • 7/17 01:12:「林真理子さんの『小説8050』を読んだらいいのに」
  • 7/17 01:36:【別ツイート】
  • 7/17 15:39:【別ツイート】
  • 7/17 16:47:【別ツイート】
  • 7/17 23:12:【別ツイート】
  • 7/17 23:36:【別ツイート】
  • 7/18 22:23:「小山田圭吾の件で炎上してるねと言われた」

古市憲寿のツイートに関しては7/18の昼頃にはネットニュースにもなっており、多くのリプライやいいね、RTがされていました。

早い段階でツイートに反応があったもののツイートしてから44時間後に「炎上してるのを今知った」というのはちょっと無理がある気もします。なにせDaiGoの引用RTには反応をしているのが。他の引用RTには一切反応して無いというのも考えづらいですし。

たまたまツイッターを長時間見ることの出来ない状況であっただけなのかもしれませんが…。古市憲寿はかなりの頻度でツイートをしていますしね。ちなみに林真理子の『小説8050』はいじめが重要なテーマである小説です。

中学時代の不登校になった息子をもつ父親が、息子が20歳になった時に引きこもりになった理由がいじめであると知って加害者に裁判をするというもの。…いやこれを出した時点で前2つのツイートは無関係というのは無理がありすぎます…。

追記

古市憲寿は「頭とお金」ツイートに関して以下のようにツイート。

これを見ると「頭とお金」ツイートは古市憲寿は「(結婚へのお祝いという)元の文脈から離れて反応した人への皮肉」だったと反論。

また、他のツイートで『小説8050』を出したことについては「いじめという言葉が良くなく学校での暴行や障害に当たるなら刑事事件にすべき」という考えから出したとのこと。

個人的な考えですと、元のツイートを結婚祝いと取るのは無理があります。わざとそう思わせたというのなら別ですけど…。

おわりに

また、古市憲寿は「炎上ツイートは友人の結婚に向けたコメント」とツイートをした後に補足ツイートをしています。

古市憲寿はこのようにDaiGoへの返信についても補足をしてますが自分が結婚へのメッセージだと考えてしたツイートに「謝れば良いってものじゃないと思うなら裁判でもすれば良い」と反応されて「本当それ」と返すのは無理があるような。

もし自分が考えた結婚へのお祝いメッセージに「裁判でもすれば良い」とか言われたら「いやいや、勘違いさせちゃったかもですけど結婚する友達へのメッセージなんですよ」のように筆者ならその時点で説明しますが…。

その後のツイートでいじめがテーマにもなっている『小説8050』を出した事から、本当に当初は結婚に関するツイートのつおりであったとしても古市憲寿は「DaiGoは小山田圭吾の問題だと思って反応した」という認識になってることはまず間違いないでしょうしね。

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