謝罪のプロと言われている鈴鹿久美子。様々な国会議員秘書となった経歴を持ちブランディング戦略を専門にしています。そして実際に鈴鹿久美子は「鈴鹿塾」として勝たせ屋として指南。
そしてアンジャッシュ渡部の会見で「謝罪のプロ」としてダメ出しをしてもいますがこちらは賛否両論。今回は謝罪のプロ、勝たせ屋という肩書をもつ鈴鹿久美子の経歴とアンジャ渡部の謝罪会見でのダメ出しについてみてみましょう。[affi id=4]
鈴鹿久美子の経歴
出典:鈴鹿久美子インスタグラム
名前 | 鈴鹿久美子(すずか くみこ) |
誕生日 | 10月4日 |
血液型 | AB型 |
出身地 | 北海道 |
鈴鹿久美子は二人姉妹の長女。実家の親の方針は古風であり中学時代から「お見合い結婚させるために公立高校に合格させる」といったもの。そして当時の縁談の条件として「女性は高学歴であってはならない」とされており大学進学は許されず。
その後に親の希望を組んで地元銀行に内定をもらうも内定取り消し。結果としてこれは間違いだったものの進路を変更せざるを経ず地元の短大に進学することだけはなんとか許され、キャンパスライフで弁護士になりたいと思うように。
そして両親の反対を押し切り上京しバイトをしながら大学受験のために猛勉強。勉強とアルバイトで忙しすぎたために予備校に向かう途中で倒れて緊急搬送。その際に当時はただの知人だった人に「僕と結婚したら勉強させてあげる」と言われてわずか20歳で結婚を決めるというスピーディな展開に。
22歳で子供が生まれ最終的に3人の子供が生まれるも子供が病気にかかるなどで勉強が出来る時間が減り、夫婦関係も破綻していたのでそちらも解消。司法試験も3度落ちた事でさすがに貯金も底をつき、38際の時に憂さ晴らしに参議院選挙の手伝いに言って運命の出会い。
議員秘書という経歴で起業に
議員秘書になったものの知識はあまりなく、教えてくれる人も誰も居ないのでわからないことだらけ。そのように秘書をしていく中で資格を取得し政策秘書に昇格。15年間で6人の国会議員の秘書を務めました。
この時に鈴鹿久美子にとって一番大変だったのが秘書をしていた議員が落選した時の次の職場探し。秘書は通常ですと他議員との接触は控えるというのが鉄則。それを真面目に守っている人ほど他の議員秘書になりづらいという悪循環が生まれていました。
そして鈴鹿久美子は2012年9月、野田政権下で消費税増税解散の噂がたった事に秘書を辞職。恐らく多くの議員秘書が仕事をなくすと思い株式会社InStyle、「議員秘書ドットコム」を始動。
同時に今までの選挙の勝敗敗因を分析してブランディング戦略として体系化し勝率88%の選挙コンサルティングも展開。
鈴鹿久美子の公式サイトでは衆議院議員の鈴木隼人、港区議会議員、兵藤ゆう子、愛媛県議会議員の石井智恵、柏崎市議会議員、上森茜などが顔写真付きでコンサルティングをした事例として紹介されています。[affi id=4]
熱中症を広めたのは鈴鹿久美子の功績?
実は熱中症を周知させたのは鈴鹿久美子の功績。ある議員の秘書になった時にその議員が地元の葬式に。その時に子供の死因が熱中症であると言われたものの、議員は熱中症がわからず。そのため鈴鹿久美子に「調べといて」と一言。
国会調査室、国会図書館などで論文にあたったものの当時は「熱中症」という言葉が出てこず。学校保健協会の記録を当たるも不自然に少なかったとの事。
なにせ当時は陽にあたっていなければ症状が重篤になることはないと思われていた時代で「日射病」という言葉の方がメジャー。そのため調べていくと熱中症とはかかれず「突然死」「心不全」などと書かれて発覚しない事が多く暗数が沢山あって実態がわからないのではとの結論に。
そのためこの言葉を周知させようと国会の委員会質問で「熱中症ってご存知ですか」と質問をし、政府答弁者も知らなかった事が発覚。向こうも大きな問題だと気づいたために熱中症の知識が広まり、予防のために水分はもちろん塩分も摂ることが必要だという事を周知できるように至りました。
アンジャ渡部の謝罪会見にダメ出し
まずアンジャ渡部の謝罪会見についてはこちら。2020年12月3日19時からネットでも生配信されました。
アンジャ渡部の謝罪会見については確かに謎のタイミングであり謝罪会見としてはどうだったのかという意見も多かったものの、記者の質問が次第に攻撃的になっていき、渡部建に同情の声が…。それも狙っての謝罪会見だったら凄いんですけども。
この謝罪会見について鈴鹿久美子は謝罪会見翌日の12月4日に謝罪のプロとして「点数をつけられないくらい残念な会見」だとダメ出し。その時のダメ出しの主な内容はこちら。
- 何を謝ってるか分からない。
- 白紙、復帰という言葉が何度も出てくる。
- 服装で黒はフォーマルウェアなので謝罪会見には不向き。
- 肩パッドは肩を強く見せるものだから謝るときは抜かなければいけない。
ただこれはあくまでも謝罪にプロとしての目線。一般視聴者としては服装に関してはそこまで気にならなかったという感想を持ちました。とはいえ服装などについては渡部建というよりは事務所やスタイリストサイドが気をつけるべきだったんでしょうけれど。
謝罪のプロが満点をつけたのは…
謝罪のプロとは鈴鹿久美子だけの肩書では有りません。謝罪会見についてコメントする増沢隆太は狩野英孝の謝罪会見について満点をつけています。狩野英孝が謝罪会見に至った経緯は未成年者との淫行疑惑。
当初はかなり厳しい意見が出ていましたが多少なりとも風向きが変わったのが謝罪会見。何故対応が良かったと言われるのかと以下の通り。
アンジャッシュ渡部さんの謝罪会見がまた叩かれているので、謝罪のプロが「私でもこんなに素晴らしい謝罪会見はできない。脱帽に値する」と評した狩野英孝の謝罪会見(未成年淫行)を置いときます pic.twitter.com/FgX4I3VLQP
— 滝沢ガレソ (@takigare3) December 4, 2020
この要約された流れを見るとかなりネタ臭がしますが、謝罪すべきポイントはしっかり抑えている狩野英孝。なにせ相手が未成年だと知っておらず、肉体関係があったかについて、あくまでも「相手が10代なので具体的表現はできません」と相手のためを思って黙秘。
そして自分が騙されたとも言わず、誰も非難をしないという姿勢を一貫。結果的に相手が年齢を高く申告していたとの事で、相手女性も嘘をついていた事を謝罪。そして相手女性の親も謝罪をされたと説明。